エプソンが、新型EVFパネル ULTIMICRON の量産出荷を開始
セイコーエプソンが、新型EVFパネル ULTIMICRON / アルティミクロン の量産出荷を開始したと発表しました。0.66インチで441万ドットを実現したEVFパネルで色域も30%拡大しているそうです。
セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下、エプソン)は、世界最高*の解像度を実現した電子ビューファインダー(EVF)向け新型『ULTIMICRON(アルティミクロン)』パネルの量産出荷を開始したことをお知らせします。
"自然で美しい"EVFの実現を目指す『ULTIMICRON』は、デジタルカメラのEVFに求められるさまざまなニーズにお応えするための性能向上を続けております。その中で、本新製品は対角0.66インチで世界最高である解像度SXGA+(1400 × RGB × 1050、441万ドット)を実現しました。従来のXGA製品に比べて約2倍の高解像度を実現したことにより、カメラメーカーはレンズの選択や拡大率など、より自由度の高い光学設計を行えます。また、色域も従来比で約30%拡大、よりお客様の好みに合わせた画像表示ができるようになりました。こうした仕様は、本格的なカメラユーザーが求める自然なビューファインダーの実現に貢献しています。
これからもエプソンは、さらに高性能・高品位なULTIMICRONの開発に努め、カメラユーザーの撮影する喜びを創造してまいります。※プレスリリースより
デジカメWatchは、このULTIMICRONとライカ SL採用EVFのスペック同じあると伝えています。このライカSLは、国内外のレビューでかなりEVFの仕上がりの良さを評価しているので、ライカSLのEVFが同じEVFを採用しているのかどうか明らかにされていませんが期待が高まります。
あとエプソンのEVFパネルと言えば、オリンパス機の採用を期待してしまうのですが、OM-D E-M1 Mark II あたりに採用してくるのでしょうか。2016年初旬に新型PENの発表が噂されていて、" 内蔵EVF " の情報もあるので楽しみなってきました。