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Laowa 7.5mm F2 MFTは、作品作りにおいて新しい可能性を解き放つ超広角レンズ

ePHOTOzineが、Venus Optics (Anhui ChangGeng Optical Technology)のマイクロフォーサーズ用 超広角レンズ Laowa 7.5mm F2 MFT のレビューとサンプル画像を掲載しました。価格を抑えながら小型軽量で明るく写りも良い7.5mmという他に類を見ないレンズに仕上がっていて、超広角レンズと撮り手のスタイルが合致するのであればお勧めなレンズであると評価しています。

Laowa 7.5mm F2 MFTの長所は…

  • 端から端まで極めてシャープ
  • 中央部分の色収差(CA)は、低いレベルに制御されている
  • 良く制御されたフレア
  • 小型軽量レンズ
  • ドローン用の軽量バージョンも用意されている ※日本では通常版のみ
  • 程良い価格設定
  • 最短撮影距離 (12cm)
  • 創造性をかき立てられる ※意訳しています

Laowa 7.5mm F2 MFTの短所は…

  • 周辺部分に色収差(CA)が見受けられる
  • マニュアルフォーカスなので人を選ぶ
  • 防塵防滴仕様ではない
  • レンズフードが非常にキツい

4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。マイクロフォーサーズ・ユーザーにとって、明るく超広角で素晴らしいパフォーマンスを発揮する独自なレンズに仕上がっている点を選出理由に挙げています。

超広角レンズと撮り手のスタイルが合致するのであれば、Laowa 7.5mm F2 MFTは素晴らしい小さなレンズと評価。小型軽量で使い易く、リーズナブルな価格でありながら非常に明るいレンズに仕上がっており、7.5mmという他に類を見ない超広角レンズで、作品作りにおいて新しい可能性を解き放つレンズであると結論付けています。

MTFチャートが掲載されていて…

  • 中央部 … F2~F5.6は卓越したシャープネスを実現し、F8~F11まで素晴らしく、F16は非常に良好、F22は回折現象が出始めシャープネスは減少するものの良いレベルを維持している
  • 周辺部 … カリカリ描写ではないものの、F2~F11まで必要充分な標準的な良好なシャープネスを実現し、F16でもまだ良好、F22のみソフト描写になる

…超広角レンズとして非常に立派なパフォーマンスを実現していると評価し、色収差(CA)チャートでは、中央部は非常に制御されていて、周辺部はフリンジが見受けられるそうですが、この手のレンズとしてはかなり良いスコアで、画像編集ソフトで補正可能なレベルとのこと。

歪曲は -2.87% 樽型歪曲があり、この手のレンズとして妥当なスコアとし、フレアは基本的に制御されていていますが、太陽が構図の端にある時などはフレアを誘発してしまう時がある模様。