dpreview 20周年インタビュー 個人サイトからAmazon資本になるまでの10年を回顧
dpreviewが20周年を迎え創始者であるPhil Askey氏 インタビュー記事「DPReview 20th Anniversary: Founder Phil Askey on the first ten years」を掲載しました。個人サイト立ち上げからAmazon資本になるまでの最初の10年を語っています。
かなりざっくりピックアップすると…
- 当時シンガポール拠点するソフトウェア会社の技術者だった
- その時にPDA関連の技術を語り合うブログを立ち上げそれが基礎となっており " photo.askey.net " をいう個人ブログを立ち上げデジタルカメラ関連ニュース掲載を開始
- デジカメWatchのようなカメラサイトで、最初のカメラレビューは、キヤノン・シンガポールから提供された Canon Pro 70 だった
- 急増するユーザー数に対応するためのサーバー管理は大変だった
- 1998~2008までは、バックエンドソフトウェア(コーディングやデバッグなど)、テスト、ニュース、レビュー、フォーラム(掲示板)管理が私の仕事で、妻は事務処理などの運営やレビュー用のモデルを担当
- 当時は、非広告方針を貫き(中立性ある)真実のレビューを書く事が方針だった
- Amazonによる買収があった後にロンドンに大きな事務所を構え、チームは成長する事となった
- 我々の批判的なフィードバックをカメラメーカーが受け入れた事には驚いた、一部のモデルの開発に直接的な影響を与える事になったと考えている
- 月の訪問者数は、1999年1月4万、2000年1月60万、2016年1月2000万人
個人的にdpreviewはシアトルの映像系メディアとばかり思っていましたが、最初はシンガポールで立ち上げた個人サイトで、2007年にAmazon資本(買収)となりロンドンに事務所を構えた歴史がある事を初めて知りました。後編も掲載予定で、その後ロンドンからシアルルに移った時の話をゼネラルマネージャー Simon Joinson氏が語る予定の模様。
dpreviewは影響力のある映像系メディアで、その事は自覚している模様。個人的にdpreviewは、ニュースやレビュー記事を重宝していますが、どうやらフォーラムの構築が成長に繋がったと考えているようです。