2019年 Q2~Q4 主要映像系イベント スケジュール
2019年Q1の主要イベント CES と CP+ で様々な新製品が発表され大きな盛り上がりを見せました。2019年Q2~Q4に開催される映像系イベントでさらなる新製品が発表される事が期待できるので、そのスケジュールをまとめてみました。
ラスベガスで開催される世界最大の放送機器展覧会。主に業務用機器が発表される事が多いイベントになります。シネマカメラやシネレンズの発表をはじめ新たな映像テクノロジーの提案を行う事も多い印象。ちなみに秋にニューヨークで " NAB New York (10月16日~17日) " が開催されます。
フォトキナは今年から毎年開催する予定でしたが、開催時期が秋から春に変更され、フォトキナ 2018からわずか7ヶ月で革新的な技術が登場する事は考え難く、出展企業の負担も大きいと思われ、成功を収めたフォトキナ2018を上回る事は難しいと判断し順延が決定しました。ちなみにフォトキナ2020は、5月27日~30日 開催予定です。
Cine Gear Expo 2019年5月30~6月2日 ※展示会は6月1日から
開催地は、ハリウッド パラマウントスタジオ。NABと比べるとより映画機材に特化したイベントで、NABで開発発表を行い、Cine Gearでフルスペックを公開したりする事も。実際に現場で使用する大掛かりな機材も試す事ができる完全にハリウッド色が強い映画制作者向けイベントといった感じ。NABと連動して見ると、流れを感じるかもしれません。このCine Gearも秋にアトランタで " Cine Gear Expo Atlanta (10月4日~5日) " が開催されます。
ベルリンで開催されるコンシューマ・エレクトロニクス展。CES同様に家電ショーなのでスマートフォンやオーディオ関係が注目を浴びますが、コンパクトデジタルカメラがIFAに向けて発表される事も。去年は、ソニーが「DSC-HX99」「DSC-HX95」をIFAに向けて海外先行発表しました。
オランダ アムステルダムで開催される欧州最大の放送機器展。今のところソニー α7S IIIが " 秋 " に発表されると噂されているので、ひょっとするとIBCに向けた発表があるのかもしれないと勝手に予想。
ニューヨークで開催されるCP+のような写真系のイベント。おそらく北米で最大の写真系イベントだと思います。フォトキナ開催年は、フォトキナに向けて(開発)発表された新製品を北米で初公開する場といった感じでしょうか。毎年PhotoPlusに向けた新型カメラ&レンズ発表の噂は色々出てきますが、個人的に実際に発表されるのはそれほど多くない印象。海外ではホリデーシーズン、国内では年末年始商戦に向けた動きが出てくる時期で、あと各ブースのスタッフから聞いた話(噂)が話題になる事も。
国内で開催されるメディア&エンターテインメント総合展示会。Inter BEEはイベントだけでなく " オンラインマガジン " で随時業界情報を発信し続けています。民生機に関しては11月に入ると、年末年始商戦に向けて新製品が出揃い、翌年のCESやCP+に向けた噂がチラホラ出始める頃ではないでしょうか。
世界的に見てみると静止画よりも映像寄りの見本市の方が多く、写真系だと「CP+」「WPPI (ラスベガス)」「The Photography Show (英国)」「PhotoPlus」「Salon de la photo (フランス)」あたりが主要イベントと言えると思います。最近は、静止画と動画の垣根が無くなりつつあるので区別する事なくメディアが報道するようになってきた印象。 新製品発表がなくても、ブース情報やインタビュー記事が登場するので注目です。