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BCN+R 新年早々「デジカメ復活に甘すぎる見通し」ブランド存続・ラインアップ見直し記事

BCN+Rが2020年1月1日付で興味深い記事「デジカメ復活に甘すぎる見通し」を掲載しました。データを元にした2020年予想第2弾記事で、純粋に写真を楽しむ層はすでにシニア層のみで、世代別の価値観と状況・市場動向・少子化傾向にある事を考えるとカメラ市場が盛り返すのは考え難く、2020年カメラメーカーがブランド存続とラインアップの見直しが最重要課題となると予想しています。

2020年、カメラメーカーの撤退・ラインアップ縮小は不可避?
上記のような厳しい見出しも掲載。10代~30代まで初めてのカメラは " スマートフォン " で、撮影する対象も " レンズ交換式カメラ " と大きく変わらないものの、やはりスマートフォン・ユーザーの写真に対するモチベーションが低い模様。スマートフォン・ユーザーで「写真は趣味・生きがい」と答えた割合はわずか " 6.3% " で、この状態のまま「デジタルカメラ・ワールド」に引き込むのは大変な事であることを示唆しています。" 見当違いも甚だしい 「デジカメワールド」への訴求 " と現在のカメラメーカーのスタンスを否定するような見出しも掲載。

カメラ市場の縮小はスマートフォンの台頭だけでなく、経済政策の失敗により所得水準が下がり、費用が掛かるゆとりを楽しむ事が出来なくなった事も挙げ、少子化傾向も影響し、今後カメラ人口が増える明るい材料はないと解説。

  • ブランド存続
  • 売れるアイテムに絞ったラインアップの見直し

カメラメーカー存続まで言及し、2020年 ブランドを存続すべくラインアップの見直しがさらに顕著になりそうな事を感じさせる記事となっています。

個人的にキヤノン・ニコンがどの範囲までデジタル一眼レフを残していくのか、ミラーレスも複数マウントが存在するので動向が気になるところです。キヤノンは若年層に対して「アソビカメラ iNSPiC REC」を市場投入し新しい試みが成功するのかどうか。少なくともスペックを売りにするだけでなく、新しい価値観・体験を提案する必要があるのかもしれません。