富士フイルム X30 正式発表 世界最短0.005秒リアルタイムビューファインダー搭載
富士フイルムが、FUJIFILM X30を正式発表しました。X20で採用されていた光学ファインダーを廃して、EVF : 世界最短0.005秒リアルタイムビューファインダー搭載を搭載した意欲的なコンパクト機で、独自センサー X-Transセンサーはもちろんのこと、ティルト式液晶モニタや新フィルムシミュレーションモード クラシッククロームを新採用しています。9月20日発売予定で、価格はフジフイルムモールで69,660円(税込)となっています。
- 1200万画素 2/3型 X-Trans CMOS II センサー
- ファイルサイズ : 4000×3000px
- 4倍ズームレンズ : 7.1mm~28.4mm F2.0-2.8 (35mm換算 28mm~112mm)
- レンズ構成 : 9群11枚 (非球面3枚)
- ISO感度 : ISO100~12800
- 露出補正 : -3.0EV~+3.0EV
- シャッタースピード : 30秒~1/4000秒
- 高速連写 : 12コマ/秒 連続18コマ
- EVF : 0.39型 有機ELファインダー 236万ドット
- 背面モニタ : 3.0型 3:2 アスペクト ティルト式TFTカラー液晶モニター 92万ドット
- Wi-Fi
- サイズ : 118.7mm × 71.6mm × 60.3mm
- 質量 : 383g (本体のみ)
センサーとレンズは前機種 X20を引き継いでいるものの、EVFを採用した事によりデザインも一新されて、X-E2に近いボディになっています。
プレスリリースを見る限り「世界最短0.005秒リアルタイムビューファインダー」をプッシュしていて、実際に試してみたくなります。どの機能もそうなのですが、スペックも大事ですけど、実際使ってみた時のフィーリングは重要で、EVFはとくに " 感覚 " がすべての箇所でもあるので注目されると思われます。
ボディー周りを見ると、ファンクションボタンが6個、自然な形状のグリップも用意され、加えてティルト式液晶パネルそしてズームリング/コントロールリングも採用しているので、かなり操作性は上がっているのではないでしょうか。
X30は1インチセンサーは搭載されていませんが、ソニー サイバーショット RX100 III 対抗機になりそうな予感です。