ホーム > カメラニュース 2016 > 富士フイルムが、交換レンズに希望小売価格を設定し、一部レンズの出荷価格を値上げへ

富士フイルムが、交換レンズに希望小売価格を設定し、一部レンズの出荷価格を値上げへ

富士フイルムの交換レンズはこれまで " オープン価格 " でしたが、今後すべての交換レンズに " 希望小売価格 " を設定し、加えて一部のレンズの出荷価格を10%~20%値上げする事を発表しました。 実施時期は、ともに9月16日となっています。

富士フイルム株式会社(社長:助野健児)は、2016年9月16日より全てのミラーレスデジタルカメラ用交換レンズに希望小売価格を設定いたします。2012年2月にミラーレスデジタルカメラ市場に参入した当初は3品種であった交換レンズのラインアップを現在では22品種にまで拡大してきました。

ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズは、発売以来「オープン価格」を採用してきましたが、製品数が増えるにつれて、当社のラインアップの中でそれぞれのレンズの位置づけが分かりにくい、とのご指摘をいただくことが増えてきました。 このようなお客さまのご不便を解消するため、ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズの全品種に希望小売価格を設定させていただきます。

富士フイルムイメージングシステムズ(社長:西村 亨)は、2016年9月16日より、ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズの一部製品で、出荷価格を改定いたします。 レンズ交換式カメラ市場に本格的に参入して以来、原材料費などの製造コストの大幅な高騰があったものの価格維持に努めてきましたが、昨今の継続的な高騰により、自助努力だけでは吸収できない状況となっています。 このため止むを得ず、発売初期の製品で、特に製造コストの高騰が著しい8品種の出荷価格を改定させていただきます。※プレスリリースより

出荷価格対象レンズ (10%~20%値上げ)

  • フジノンレンズ XF14mmF2 R
  • フジノンレンズ XF18mmF2 R
  • フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
  • フジノンレンズ XF27mmF2.8(ブラックカラー、シルバーカラー含む)
  • フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
  • フジノンレンズ XF60mmF2.4 R Macro
  • フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
  • フジノンレンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

希望小売価格に関しては「交換レンズ」希望小売価格表(PDF)が公開されていて…

交換レンズ 希望小売価格表

…となっています。