富士フイルム GFX Technologies #3 今回はGFレンズのこだわり
富士フイルムが、X-Stories コンテンツ内で GFX Technologies #03「レンズを通して ”GF Lens, the Glass”」 を掲載しました。今回はGマウントレンズである " GFレンズ " のこだわりを解説しています。
- 現在世の中にある中判用レンズは、一部のレンズを除くと殆どのレンズは最新型のセンサー性能を引き出しきっているとは言い難い
- レンズが良くなればデジタル中判の写真はもっとよくなる
- Gマウントは、新たなミラーレスという技術・高画素CMOSという前提のもとに、理想的なレンズ設計ができるフィールドがある
- 高い描写性能をだそうとすると高度・高精度な組立能力を要求され、GFレンズはコスト的にもマンパワー的にも考えられないほどの手間をかけている
- 狙いどおりの性能を出すために組立の各工程で徹底的な調整を行う
- GFレンズだけができる製造工程
- GFレンズのターゲットは”100MPのセンサーに対応する描写性能”である
徹底的な調整を行う組み立て工程があるからこそ " 理想の設計 " が行えると解説していて、MTFチャートには表示されないレベルの高周波成分まで解像するように設計し、各種の収差も徹底的に制御した設計を施している記述も確認できます。
すでにGFX 50Sの発売が開始され、先日もImaging Resourceが掲載したiSO高感度耐性比較画像記事がネットで話題になりました。今回の " GFX Technologies #03 " ではGFレンズに焦点を当てた内容で、GFX 50Sの性能を十分に引き出すレンズがあるから現在の評判の良さに繋がっているのだなと感じました。