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富士フイルムが、中期経営計画「VISION2019」を策定 イメージング事業の方向性は?

富士フイルムが、中期経営計画「VISION2019」を策定した事を発表しました。

イメージング・インフォメーション・ドキュメントソリューションに属する各事業を、「収益力の向上」「さらなる成長の加速」「未来を創る投資」の3つのステージに位置付け、各事業のステージを明確化し、さらなる売上・利益の成長を目指すために 計画内容の骨子や具体的な施策を掲載しています。

イメージングソリューションの具体的な施策は…

フォトイメージング

  • インスタントカメラ「チェキ」では、従来タイプの拡販に加えて、スクエアフォーマットの普及を図る。
  • AIなどを取り入れ利便性を高めたプリントサービスを拡充し、スマホからのプリント需要を拡大。
  • 増益基調を堅持。

電子映像・光学デバイス

  • デジタルカメラでは、高画質と高速・機動性をさらに進化させる「Xシリーズ」、フルサイズの1.7倍の大型センサーで最高峰の高画質を極める「GFXシリーズ」との両輪により、高級ミラーレス分野でトップシェア獲得を目指す。
  • 市場から評価が高い交換レンズのラインアップを強化することで、ミラーレスシステム全体で増収・増益を継続。
  • 世界に先駆けて発売した4K対応の放送用レンズのラインアップ拡充、市場が拡大するWEBなどの新興映像制作市場に向けたレンズラインアップを拡充し、レンズビジネスを拡大。

…となっています。

これまで通りXシリーズとGFXシリーズで高級ミラーレス市場において成長を目指し、さらなるレンズラインアップの確立、業務から~新興映像制作市場まで幅広いレンズ開発も視野に入れている事が分かります。