富士フイルム X-A7 正式発表
富士フイルムが、Xマウント APS-C エントリークラス ミラーレス機「X-A7」を正式発表しました。2019年10月下旬発売予定とのこと。
X-A7 量販店 売り出し価格 ※X-A7 XC15-45mmキット
- フジフイルムモール : 91,260円(税込)
- ヨドバシカメラ … 92,950円 (税込)
- マップカメラ … 82,134円 (税込) ※税率改定後83,655円
- カメラのキタムラ … 83,650円 (税込) ※税率改定後価格
- ビックカメラ … 92,950円 (税込) ※税率改定後価格
エントリー機だけに今のところ量販店でボディ単体発売の予定はなく、レンズキットのみの販売の模様。9月発表・10月下旬発売予定のカメラだけに、量販店の税率表記には注意が必要かもしれません。
X-A7 基本スペック
- 撮像素子 : 2424万画素 APS-C 銅配線正方画素CMOSセンサー
- 記録メディア : SD / SDHCカード / SDXCカード
- ISO感度 : ISO200~12800 (拡張 ISO100 / ISO25600 / ISO51200)
- シャッタースピード : 30秒~1/4000秒 ※電子シャッター 30秒~1/32000秒
- 高速連写 : 高速:6.0コマ/秒 低速:3.0コマ/秒
- 露出 : 静止画 -5.0EV~+5.0EV 動画 -2.0EV~+2.0EV
- 背面モニタ : 3.5型 アスペクト比16:9 バリアングル式タッチパネル 276万ドット TFT液晶
- 4K : 3840 x 2160 29.97P/25P/24P/23.98P 連続最大15分まで
- フルHD : 1920 x 1080 59.94P/50P/29.97P/25P/24P/23.98P 連続最大30分まで
- サイズ : 119.0mm x 67.7mm x 41.1mm
- 質量 : 320g (バッテリー・メモリーカード含む)
X-Transセンサーは搭載されていませんが、新開発を謳う2400万画素センサーを搭載し、背面モニタは3.5型タッチパネルを採用しています。アスペクト比が16:9のワイド液晶で、タッチ操作を考慮したタッチメニューを採用している模様。Xシリーズ初のバリアングル式モニタになります。背面の見る限り、ボタン類は最小限に抑えているので、タッチ操作がコンセプトなのでしょうか。
2400万画素センサーは、像面位相差AFを採用する事により高速・精度の高さをアピールしています。センサーはデータの高速読み出しが可能な銅配線を採用とのこと。読み出し速度を向上しているために、ローリングシャッター現象を大幅に減少しているそうです。某メーカーのエントリー機のような酷いローリングシャッター現象は出なさそうな感じです。
小型軽量ボディで、日常スナップや旅行時を想定したバッテリーライフ (スタンダード約270枚 / エコノミー約440枚)を実現したエントリークラス ミラーレス機である事が伝わります。なので「X-A7」でXシリーズ・デビューするユーザーに対して「X-A7 デビューキャンペーン」実施も発表。
「X-A7」と対象レンズの購入&製品登録で、20,000円キャッシュバック & チェキプリンター instax SHARE SP-3 がプレゼントされるキャンペーンになります。
- キャンペーン期間 : X-A7発売日~2020年1月13日(月)
- 応募締切 : 2020年1月27日(月)
対象レンズ
- FUJIFILM X-A7 XC15-45mmキットと以下の対象レンズいずれか1本
- XF16mmF2.8 R WR
- XF23mmF2 R WR
- XF35mmF2 R WR
- XF50mmF2 R WR
- XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ
すでにサンプル画像が公開されていますが、少しアート寄りな作品が多めの印象です。もちろん瞳AFも採用し、ソニーが「α6100」「α6400」「α6600」でラインアップを刷新してきているだけに、富士フイルムはこの「X-A7」でエントリークラスを強化してきたと言って良いのではないでしょうか。