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富士フイルム X-Pro3 発表 ユニークなチルト式モニタを採用 第4世代Xシリーズ

富士フイルムが、X-T3と同じ第4世代にあたるイメージセンサーと描画エンジンを搭載した「FUJIFILM X-Pro3」を正式発表しました。小窓がある独自チルト式モニタを採用し、新フィルムシミュレーション「クラシックネガ」を追加。ボディはチタンを採用しカラーバリエーションは「ブラック」「DRブラック」「DRシルバー」の3色展開。予約受付開始は、2019年10月25日(金) 10:00からの模様。

X-Pro3 発売日

  • X-Pro3 ブラック … 2019年11月28日(木)
  • X-Pro3 DRブラック … 2019年12月中旬
  • X-Pro3 DRシルバー … 2019年12月中旬

X-Pro3 サンプル画像
すでに dpreviewPhotography Blog などがオリジナルサイズのサンプル画像を公開しダウンロード可能となっています。※dpreviewは、製品一歩手前のプリプロダクション版で撮影した表記あり

「X-T3」と同世代の2600万画素 裏面照射型 X-Trans CMOS4 センサー & 描画エンジン X-Processor 4 を搭載した「X-Pro3」の登場で、HDR撮影にも対応しています。新フィルムシミュレーション「クラシックネガ」を追加しただけではなく、モノクロ調整機能を「モノクロームカラー」に刷新し幅広いカラーグラデーションを楽しめるとのこと。※X-Pro3 開発発表時に「クラシックネガ」の色味比較画像を公開しています。

富士フイルム X-Pro3

今回ユニークなチルト式タッチパネルを採用し、基本的な撮影時には必要最低限の小窓だけを使用し、画像確認やローアングル撮影などはチルト式パネルの下方に押し下げる事で裏側に格納されている液晶モニタが表示されるスタイルとなっています。X-Proシリーズのコンセプトを色濃く表現したシステムと思いますが、好き嫌いというか人を選びそうな予感。あとボタン類もシンプルに整理された印象です。

もちろんUSB充電に対応し、端子は「Type-C(USB3.1 Gen1)」となっています。「アドバンスドハイブリッドビューファインダー」も進化し、EVFは 236万ドット液晶 から 369万ドット機ELパネル に刷新し「残像感低減モード」を新たに追加したとのこと。

チタンボディを採用する事により軽量でありながら高強度で耐食性が向上し、ボディ内部のフレームはマグネシウム合金を使用しているそうです。かなり重厚で高級感溢れるボディ品質をアピールしながらも、70箇所シーリングを施した防塵防滴ボディに仕上がっているとのこと。カラーは「ブラック」の他に「DRブラック」「DRシルバー」を用意している所も見逃せません。