DPReview TV「XC35mmF2 光学性能は、基本的にXF35mmF2と同等」
DPReview TVが、発表されたばかりの富士フイルム フジノンレンズ「XC35mmF2」と既存の「XF35mmF2 R WR」を実際にフィールドで撮り比べたテスト動画「Fuji 35mm F2 XC vs XF: The same performance for half the price?」をYouTube公開しました。
基本的に光学性能やAF性能はほぼ同じで、ボディ周りの仕上げの差やレンズフードが付属するしないの差との事。少し簡単に項目に分けてみたいと思います。
光学性能
「XC35mmF2」と「XF35mmF2 R WR」のスペックシートを見比べて分かる通り基本スペックは同じで、両レンズともステッピングモーターを採用しAFスピードも同等、様々な状況で撮り比べてみたろころスキントーン・彩度をはじめ中央・周辺部のシャープネスそしてボケ味・フリンジ・絞り込んだ時(F16)の光芒など同一であると結論付けています。※製品ページ「XC35mmF2」は現時点でレンズ構成図とMTF曲線は非公開
ボディ周りの仕上げの差
光学性能は同等であるもののボディ周りの仕上げについては差別化が付けられており「XC35mmF2」はプラスチック・ボディでレンズマウントも金属でなくポリカーボネートマウントになっていると解説。リング類もプラスチックが採用されており軽量化が図られてるとのこと。
使用感の差もあり「XF35mmF2 R WR」は外装に金属パーツを採用し、絞りリングも採用、マニュアルフォーカスリングも滑らかで、防塵防滴耐低温仕様となっています。「XC35mmF2」は防塵防滴仕様ではなく、レンズフードも付属していません。
価格差 ※希望小売価格
- XC35mmF2 … 27,000円+税
- XF35mmF2 R WR … 56,000円+税
約2倍の価格差があり、あくまでも価格優先で光学性能を求めるのか、使用感やX-TシリーズやX-Proシリーズを使用している場合 見合った質感を求めるのかで選択肢が変わってくるし「XC35mmF2」を投入する事で、幅広いXユーザーが " 35mm換算 50mmレンズ " を楽しめるようになるのではないでしょうか。
ちなみに「XC35mmF2」の発売日は、2020年2月27日(木)となっています。