富士フイルム X100Vは、撮る度に魅力が溢れ出るクラシックスタイルカメラ
ePHOTOzineが、富士フイルム Xシリーズの原点とも言えるプレミアムコンパクト新型機「X100V」レビューとサンプル画像を掲載しました。再設計レンズとチルト式タッチパネルを採用する事により以前からの不満点を解消し、画像品質は素晴らしく、撮影スタイルは維持しており撮る喜びがあるカメラで魅力が溢れ出ると高評価しています。
X100Vの長所
- レンズ性能が向上
- 素晴らしい画像品質
- 防塵防滴に対応可能
- 3インチ チルト式タッチパネル
- 素晴らしいボディ品質
- 高品質なハイブリッドビューファインダー (OVF/EVF)
X100Vの短所
- 動画の(連続)撮影時間が短い ※4K30p 10分 / フルHD 15分
- 素の状態では防塵防滴仕様ではない
- フォーカスは高速とは言えない
5つ星満点を獲得し " エディターズ・チョイス " に選出しています。「X100V」は素晴らしい画像品質実現し、ユニークで昔ながらの撮影体験が可能なスタイルを提供し続けていると選出理由を挙げています。
これまでの「X100シリーズ」で最も不満が高かった事は " チルト式モニタ " を採用していない事と " レンズのマクロ描画性能 " で、これらの問題は「X100V」で完全に解消されていると解説。素の状態で防塵防滴仕様に対応していない事をマイナスポイントとして挙げていますが、別売りのアダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」を装着することで防塵防滴仕様になるとフォローしています。
「X100V」は、あなたがクラシックスタイルカメラに望む事ほぼすべての事を実現しており、2600万画素 X-Trans CMOS 4センサーはノイズ耐性が高く、色再現性とそのオプション機能は素晴らしく、独自仕様のハイブリッドビューファインダーを搭載する事によりOVF/EVF双方の世界を堪能する事ができると仕上がり具合を説明しています。
動画性能に関しても " あなたが欲しいモノをほぼ提供している " と CINE4K30p / フルHD120p に対応している事を評価。しかし手ブレ補正機構を搭載していない事と連続撮影時間が短い事は指摘しています。
このカメラはストリートスナップやどこにでも持ち運べ幅広く使えるカメラとして理想的でピッタリなカメラであると評価。耐久性のあるカメラに仕上がっており、比較的高めの価格設定も正当化できるとのこと。「X100V」は、コントロール類により撮る喜びを味わせてくれるカメラで、品質・魅力が溢れ出る機種に仕上がっていると結論付けています。