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富士フイルム X-Pro 1 写真展 と 写真家 m.s.park トークショー に行ってきました

富士フイルム フォトサロン スペース1で2012年2月17日~23日まで開催中の「FUJIFILM X-Pro1写真展~頂点という、原点。~」と19日開催された写真家 m.s.park トークショーに行ってきました。

富士フイルム X-Pro 1 写真展 と 写真家 m.s.park トークショー

まずは、写真家 m.s.park トークショーから…ニューヨーク~ブエノスアイレスでX-Pro 1 で撮影した写真のトークショーだったですが、ほとんどの写真はブエノスアイレスで撮影されたものでモデル探しから実際の撮影に至るまでの写真紀行という感じで、FUJIFILM X-Pro 1の魅力を引き出すトークというよりは、プロ写真家が仕事でX-Pro 1を使うとこうなるってトークな印象でしょうか。あくまでも個人的な印象ですが…^^; 今回のトークショーは、USTREAMで配信されていたので、現時点でまだ見れるみたいです。

  • 元来フジノンレンズは硬く写るレンズで、ポートレート撮影ではちょっと硬すぎて写ってしまうんだが、X-Pro 1と 今回のレンズの組み合わせで撮ると湿度を感じる。産毛描画です。
  • 60mm マクロは、マニュアルで撮影したほうが撮り易い
  • ダイナミックレンジの良さは、ローパスフィルタ無しの影響が大きいかも
  • 肉眼で確認できないところもX-Pro 1はしっかり描画してくれる (ハイやローの箇所)
  • ライティングによるモデルや衣装の陰影・グラデーション具合が素敵で、スタジオカメラマンは、密かにこのX-Pro 1を買うんじゃないかな…w
  • 多重露光は撮ってて楽しい
  • 砂漠でも使える…w (これは参加者のQ&Aタイム時のセンサークリーニングの質問に話が膨らんで冗談気味のコメント)

…とFUJIFILM X-Pro 1に関して印象に残ったコメントはこんな感じでしょうか。

FUJIFILM X-Pro 1 写真展の方は、CP+ 2012で展示されていたものもあれば、X-Pro 1 オフィシャルサイトのサンプル画像やその別ショット 、そして初見の写真も展示していました。

やっぱり解像度高いですね~自分のような素人目でもローパスレスの画像だな~って実感しちゃいますから。あと全体にシャープ系の描画に感じました。え~~っと…m.s.parkさんのポートレート作品も展示されていて彼の写真はシャープな中に肌の柔らかさを感じたんですが、別の写真家さんのポートレートは解像度は高くてちょっとシャープすぎる感じで、トークショーであったフジノンレンズは硬く写るってこのことなのかな~っとふと思っちゃいましたね。

スタジオ撮りやブツ撮りはかなり質感高く撮れるな~って思わせてくれる写真展で、ちょっとネイチャー写真が数点しかなかったのが気になりました。オフィシャルのサンプル画像もネイチャー写真ってちょっと少ないですよね。

あとトークショーの時、富士フイルムの方がおっしゃっていましたけど、フィルムモードはjpegにかなり最適化されているようで、RAW現像からあれを再現するのは至難の業なニュアンスでアピールしていたのが印象的でした。

FUJIFILM X-Pro 1は発売されましたから、お買い上げされた写真愛好家の方の写真もネットに上がってくると思われますから、X-Pro 1の真実(?)が見えてきそうですね♪