富士フイルム Ｘシリーズ フルサイズの可能性あり
Amateur Photographer に富士フイルム 電子映像事業部 商品部 河原洋氏のインタビューが掲載されていて、X-Pro1 X-E1で好評を博しているいくつかのXFレンズは、ミラーレス・フルサイズ機に対応していて、今後フルサイズ機開発の可能性を示唆する内容となっています。その際、ボディサイズも重要になってくるとのこと。※Update : 富士フイルムは、別のインタビューで、XFレンズはフルサイズに対応していないと、一転してその可能性を否定しています。
- 富士フィルムは、コンパクトなフルサイズ機の可能性を探っており、必要になるであろうセンサーとプロセッサーの開発に尽力している
- 今のところ現実的なアイディアは何もない
- だたXシリーズのレンズは、フルサイズサークルに充分対応できる大きさであることは確認できている
- 現行のレンズの何本かは、フルサイズ規格には対応しないのも確かである
- X-Pro 1と同じサイズのボディでフルサイズセンサーを組み込むと、焦点距離が長いズームレンズは対応できるが、広角レンズは対応できなくなる
- これは、富士フイルムがフルサイズ市場に参入するかどうかの鍵になる
- X-Pro 1ユーザーは、フルサイズに互換性が無ければフルサイズ化には反対するだろう
- ソニーの答えは、サイバーショット RX1であったが、近代的なデザイン言語で我々富士フイルムがラインアップするXシリーズとは違う方向性だ
- 少し大きめのコンパクト機は、その国々で感じるのものが違っており、日本や英国では大きいボディと受け取られるし、米国では小さいボディと受け取られる
- 富士フイルム XF1 は日本屋内では少し大きいと言う人がいるほどだ
- 様々な国に合わせた大きさのボディを造るのは不可能なので、グローバル的なバランスを考慮している
今回のインタビューでは、最後まで35mmフルサイズ機の開発を否定しなかったそうです。
XFレンズ自体は、何本からそのままフルサイズ機でも使用可能らしいですけど、あとはボディの大きさが問題になってくるみたいですね。インタビューを見るとX-Pro 1のボディ・サイズでは少し小さいみたいで、ソニー RX1ようにレンズ固定式であれば小さく出来るのかな～って印象です。
現行の一般的な35mmフルサイズ機は個人的に少し大きすぎると思うし、実際ニコン D600 や キヤノン EOS 6Dのエントリークラス・フルサイズ機はボディサイズを小さくしてきています。あとボディサイズの感覚が、その国々違うのも悩ましいところですよね…おそらく日本人がベストな大きさと感じるボディだと、欧米の人々は小さすぎると感じるだろうし…^^；
今回のインタビューではっきり分かったことは、XFレンズがフルサイズでも対応できるレンズと言う事と、フルサイズ機についても富士フイルムが模索しているということではないでしょうか。ニコン D600やキヤノン EOS 6Dの登場によってフルサイズ市場は大きくなる可能性がりますからね♪