DxOMarkが、Leica SL Typ 601 センサースコアを公開
DxOMarkが、ライカのフルサイズミラーレス機 Leica SL Typ 601 のセンサースコアとレビューを掲載しています。総合スコア " 88ポイント " でこれまでDxOMarkがテストしたライカカメラの中で最高値を叩き出し、モダンなハイエンドデジタル一眼レフと比較しても遜色ないスコアな模様です。
- 総合スコア : 88 ポイント
- 色深度 : 25 bits
- ダイナミックレンジ : 13.4 Evs
- ISO高感度耐性 : 1821 ISO
総合スコアが " 88ポイント " でこれまでDxOMarkがテストしたライカカメラの中で最高スコアを叩き出した模様です。(※Leica Q の総合スコアは85ポイント) 色深度は " 25 bit " で優れた値であると評価しています。ベース感度におけるダイナミックレンジは " 13.4 Evs " でISO感度耐性は " 1821 ISO " にとどまり予想よりも若干低い値のようです。
ニコン D750 と ソニー α7 II と比較していて、ダイナミックレンジに関してほぼ同等の値で競争力があるダイナミックレンジを実現しているようです。全体的にソニー α7 II のセンサースコアに近いとのこと。ちなみにα7 II の2400万画素センサーは、α7R II / α7S II のような新世代センサーではありません。
上記の画像は、Leica SL / ソニー α7 II / ニコン D750 のダイナミックレンジを比較したグラフですが、ISO400付近で3機種は接近しますが、全体的にニコン D750が良好で、Leica SL と ソニー α7 II はほぼ同じである事が分かります。
Leica SLのセンサーはLeica Qよりも改善されていて、わずかな差かもしれないが、きっちり数値に現れ、多くのハイエンドデジタル一眼レフを上回るスコアである事が印象的であるとコメントしています。価格が高額である事を指摘していますが、アダプターが用意され魅力的なライカレンズが使用可能であるところは評価している模様です。EVF(EyeResファインダー)が内蔵がされているところも評価しています。