ニコンがスマホ市場で新事業を計画中 ニコンスマートフォンくるか?
ブルームバーグがニコン社長 木村眞琴氏の単独インタビュー記事を掲載していて、「拡大するスマートフォン市場も勘案しながら新規事業に取り組みたい」と語っています。
- 長期的には拡大するスマートフォン(多機能携帯電話)市場も勘案しながら新規事業に取り組みたい
- 昨年のスマホ販売台数がおよそ7億5000万台に達したことに触れ、「写真を撮る市場が広がった」とした上で、これに対応して同社も「もっと大きな市場にアプローチできる」との考えを示した
- 今後5年以内にカメラ事業からも「カメラにとらわれない」斬新な製品を打ち出したい
- 10年以内に消費者向けカメラの製品比率を下げ、高い成長率が見込める健康・医療事業などに注力する
短期的にスマートフォン市場、長期的に健康医療市場への視野を感じるインタビュー内容となっています。元記事を見てもらうと分かりますが、" スマートフォンを開発する " とは一言も語っていないので、スマートフォンそのものを開発するのか、ニコンブランドのレンズを供給するのか、また別の何かを開発するのか分かっていません。
「カメラにとらわれない」と語っている通り、UP300X のようにニコンカメラとは全然イメージの違う製品をを狙っているようです。5年以内と語っていますから、今後何かしらのスマートフォン絡みのイベントでプロトタイプの公開や発表があるかもしれません。
ちなみに富士フィルムはすでに医療分野や化粧品分野を開拓し、ソニーはオリンパスの筆頭株主になり医療分野の礎を築きつつあります。