Nikon 1 V3 が正式発表 世界最速追尾AF高速連写 20コマ/秒を実現
ニコンが、レンズ交換式ミラーレス機 Nikon 1 V3 を正式発表しました。通常高速連写 60コマ/秒、追尾AF高速連写に関しては世界最速 20コマ/秒を実現し、ボディデザインが一新され、アドバンストハイブリッドAFシステム、Wi-Fiそして電子ビューファインダー「DF-N1000」も用意され、これまでのNikon 1 シリーズよりもミラーレス機らしい(?)機種に仕上がっているようです。
- 世界最速約20コマ/秒(AF追従)高速連続撮影速度、世界最短の撮影タイムラグ
- 位相差AFエリアを105点に拡大した、「アドバンストハイブリッドAFシステム」
- 「Nikon 1」初となる、タッチパネル/チルト式液晶モニターとWi-Fi内蔵
- ピッチング検知が可能な水準器
- 2つのコマンドダイヤル / 2つのファンクションボタン
- 電子ビューファインダー「DF-N1000」/ グリップ「GR-N1010」
- 高い鮮鋭感を実現する有効画素数1839万画素、「スーパーハイスピードAF CMOSセンサー」
- 1920×1080/60p対応のフルHD動画撮影機能
Nikon 1 V3 の基本的なスペックは…
- 1839万画素CMOSセンサー
- 描画エンジン : EXPEED 4A
- 高速連写 : 60コマ/秒
- RAW : 12bit
- ISO感度 : ISO 160~12800
- シャッタースピード : 1/4000~30秒
- AF : ハイブリッドAF (位相差AF / コントラストAF)
- HD動画 : 1920×1080ピクセル 60p 59.94fps
- 背面モニタ : チルト式3型TFT液晶モニター タッチパネル 104万ドット
- Wi-Fi : IEEE802.11b、IEEE802.11g
- サイズ : 110.9×65×33.2mm
- 質量 : 282g (本体のみ)
発売は2014年4月を予定していて、ニコンダイレクトで価格は90,180円(税込)となっています。
これまでのNikon 1 シリーズは、ある意味独自路線でちょっと尖がった存在でしたが、今回はデザイン言語も変更し、外付けEVFやグリップも用意され、ミラーレス機らしいミラーレス機に仕上がった印象です。オフィシャルサイトを見る限り操作性も向上している感じです。
性能面ではこれまでのNikon 1 スタイルを引継ぎつつ、さらに高速連写に磨きがかかり、AF周りも " 105点の位相差AFエリア " と " 171点のコントラストAFエリア " でさらに動体に最適化されていています。
新開発描画エンジン EXPEED 4Aは、静止画/動画ともに威力を発揮するそうで、動画は60pに対応し、動画撮影時にボディ内電子VR(手振れ補正)機能も用意しているとのこと。すでにオフィシャルにはサンプル画像が公開されているので、画像の仕上がり具合も確認可能となっています。