ニコンが、AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR を正式発表
ニコンが、FX対応 大口径超望遠レンズ AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR を正式発表しました。2014年8月発売予定で、価格は1,375,000円(税別)となっています。加えて1.4倍テレコンバーター AF-S TELECONVERTER TC-14E III も同時発表しています。
- 焦点距離 : 400mm
- 最大絞り : f/2.8
- レンズ構成 : 12群16枚(蛍石レンズ2枚、EDレンズ2枚、ナノクリスタルコート)、保護ガラス1枚(フッ素コートあり)
- 画角 : 6°10′(FX) 4°(DX)
- 絞り羽根数 : 9枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 : 26cm
- 最大撮影倍率 : 1/5.9倍
- サイズ : 159.5mm × 358mm
- 質量 : 3800g
新たな技術も採用した箇所も多く、リニューアルレンズというより新型レンズと言って良いぐらいの大口径超望遠レンズに仕上がっている印象です。ニコン独自のフッ素コートを採用、レンズ内手振れ補正機構(VR)も「スポーツモード」を新たに搭載し、超望遠レンズとしては軽量に仕上げいるのでよりフィールドに強いレンズを実現しているようです。AF速度・AF精度・AE精度も向上しているので、実際の撮影フィールも向上していそうな予感。他にも蛍石レンズや電磁絞り機構などなどてんこ盛りのレンズに仕上がっています。
発売は8月ですが、おそらく6月に開催されるFIFA ワールドカップで、一部のスポーツカメラマンにこの AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR が貸し出されて、撮影も行われるのではないでしょうか。
テレコンバーター AF-S TELECONVERTER TC-14E III は…
- レンズ構成 : 4群7枚(フッ素コートあり)
- マウント : 前側:AF-S レンズ専用マウント 後側:ニコンFマウント
- サイズ : 64mm × 24.5mm
- 質量 : 190g
1.4倍テレコンバーターで、レンズ本体に近い描写力を絞り開放(F値は1段分暗くなる)で撮影可能だそうです。こちらもフッ素コートが施されていて、耐久性が高く、撥水・撥油性に優れているとのこと。希望小売価格は、57,500円 (税抜き)となっています。新400mm F2.8と同じく2014年8月発売予定となっています。