ニコン D5 4K UHD 最大撮影時間 3分は、防塵防滴ではなく熱の問題
Amateur Photographerが、欧州ニコン プロダクトマネージャー Dirk Jesper氏インタビュー記事を掲載しています。先日発表した Nikon D5 / Nikon D500 を中心に2015年から2016年に向けて抱負を語っているのですが、Nikon D5 の4K連続撮影時間が " 3分 " の理由を語っています。
インタビュアの " 最大時間が3分なのは、防塵防滴仕様の影響なのですか? " という問いに、きっぱりそれを否定して、撮影時に発生する熱の影響で3分に制限されている主旨をコメントしていて、Nikon D5 コンセプトは " 動画 " ではない事もアピールしています。
Nikon D500は29分59秒撮影可能ですが、D5のターゲットはジャーナリストやスポーツ写真家で、彼らからのフィードバックを元に設計されていて、彼らは長時間撮影というより短時間撮影する傾向があると、この仕様に落ち着いた理由を説明しています。
ちなみにセンサー技術そのものへの質問は、" ノーコメント " とのこと。Nikon D5は、常用感度 ISO102400を実現し、Hi5でISO3280000まで設定可能ですが、ISO高感度時 ISO6400〜12800 そして ISO51200までを焦点に当てて開発しているようです。
他にもNikon 500、Nikon 1シリーズ、開発発表されたアクションカメラ KeyMission 360 に関した興味深い話をしているインタビュー記事となっています。