ホーム > カメラニュース 2017 > ニコン と 蘭ASML 半導体 特許侵害 訴訟合戦へ ASMLが全面的に反論する展開

ニコン と 蘭ASML 半導体 特許侵害 訴訟合戦へ ASMLが全面的に反論する展開

先日ニコンは、蘭ASMLおよびCarl Zeissに対して半導体露光装置に関する特許侵害を主張し日本・オランダ・ドイツで提訴した事を発表し大きなニュースになりましたが、日本経済新聞が、蘭ASMLが「全面的に反論する」と対抗措置として(逆)提訴したと伝えています。

先日のニコンのプレスリリースは強い口調が含まれた断固たる決意を感じる内容で、2009年にクロスライセンスが切れた後、新たなライセンス契約をニコンが結ぼうとするもASMLとZeissは受け入れず、ニコンは自社の特許技術を両社が無断で使い続けていると確信していて、訴訟に踏み切った内容と過程が詳細に掲載されています。

ASMLは、日本に続いて米国でも提訴する方針で、半導体製造装置、フラットパネルディスプレー製造装置、デジタルカメラ分野などで10件以上の特許が対象になる模様。2004年に一度和解したものの、再び特許を巡る訴訟合戦に展開してしまいました。