ニコン Z6は、画像品質も価格も非常にお買い得なフルサイズミラーレス機
ePHOTOzineが、ニコンのフルサイズミラーレス機「Z 6」レビューとサンプル画像を掲載しました。Z6は、素晴らしい画像品質を実現し、ISO感度耐性も高く、クロップ無しの4K動画、高速連写 12コマ/秒も魅力的。価格的にも非常にお買い得なフルサイズミラーレス機である評価しています。
ニコン Z6の長所
- デジタル一眼レフ FX機よりコンパクトなボディ
- 素晴らしい画像品質
- ノイズ耐性が凄い
- クロップなしの高品質4K映像
- コンパクトなレンズ群が使用可能
- 3.2インチ チルト式タッチパネル
- 高解像なEVF
- 5軸ボディ内手ブレ補正機構
- 高速連写 12コマ/秒
- 素晴らしい造り
ニコン Z6の短所
- シングルXQDカードスロット
- バッテリーライフの短さ (310枚)
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。素晴らしい画像品質を実現したフルサイズミラーレス機に仕上がっている所を選出理由として挙げています。
Z6は、2400万画素センサー搭載 D750の後継機もしくはアップグレード機として見る事も出来るが、高速連写 12コマ/秒を実現し、D5(12コマ/秒 | ミラーアップで14コマ/秒)に迫る性能で、AFポイント(Z6 273点 | D750 51点 | D5 153点)はZ6が上回ると評価。もちろん(FX機と比べて)小型軽量ボディに仕上がっていて、見た光景がそのまま反映されるEVF・電子シャッター・ボディ内手ブレ補正機構などミラーレスならではの利点もある事を説明しています。
Zシステムの良い事はコンパクトなレンズ群を投入した事であるとしながらも、現時点で3本しかラインアップされておらず、マウントアダプターを使用する必要が出てくる事も指摘しています。
Z7の4500万画素を必要とせず、より高速な連写性能とより高いノイズ耐性を望むのであれば、Z6はかなり優れた選択肢となるとのこと。画像品質は素晴らしく、ノイズ耐性も優秀で、ニコンが積み重ねてきた色再現性もあると高レベルの画質な実現している事が伺えるレビュー記事に。
マイナスポイントとしてバッテリーライフの短さを挙げ、シングルXQDカードスロットである事も問題になるユーザーが出てくる事も指摘。像面位相差AF自体は評価するものの瞳AFに対応していない事は、実際に瞳AFを経験しその恩恵を感じたユーザーにとって残念なポイントになるとコメント。
2400万画素センサー搭載「Z 6」、4500万画素センサー搭載「Z 7」どちらかを選ぶ事となり、ニコンは非常に良好なカメラをラインアップしているとその構成も評価しています。「Z 6」は価格的にも非常にお買い得で、特に高速連写 12コマ/秒を実現している事を考慮に入れた場合、価格面でフルサイズ競合機を押しのけると結論付けています。
加えてさらなる新レンズ&ボディが投入されシステム自体の魅力が広がり、Zシリーズは大きな成功を収めると予想しています。
ISO感度耐性は(ノイズリダクションはノーマル設定)…
- ノイズ耐性は非常に良好でISO6400まで、さらにISO12800までも使用可能
- ISO25600になるとノイズが増加しディテールが明らかに飽和してくる
- 彩度は、ISO51200でも良好
- ISO102400になるとノイズは強く、彩度も低下するので、この設定は避ける事をお勧めする
…と判断しています。ノイズ耐性はソニー α7 IIIと非常に似ているそうですが、α7 IIIはディテール重視で、Z6はノイズ重視でα7 IIIと比べると高感度時のディテールはやや甘い模様。