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ニコン NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 海外発表 ニコンZ 新ファームウェアで瞳AF対応へ

ニコンが、Zマウント 超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 」を海外先行発表しました。CES2019に向けたプレスリリーでは、ニコン「Z 6」「Z 7」の強化ファームウェアを開発中である事を明らかにし「瞳AF」「RAW動画出力」「CFexpress」に対応する事を告知しています。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
  • 型式 : ニコン Zマウント
  • 焦点距離 : 14-30mm
  • レンズ構成 : 12群14枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ4枚、ナノクリスタルコート、フロントレンズにはフッ素コート)
  • 画角 : FX 114° to 72° DX 90° to 50°
  • ピント合わせ : IF(インターナルフォーカス)方式
  • 最短撮影距離 : 28cm
  • 絞り羽根枚数 : 7枚(円形絞り)
  • 最大絞り : f/4
  • 最小絞り : f/22
  • フィルター径 : 82mm(P=0.75mm)
  • サイズ : 89mm(最大径)× 85mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
  • 質量 : 485g

英国ニコンの製品ページを見てみると、ズーム全域並外れたシャープネスと最小限の歪曲を実現したF4通しの沈胴式小型軽量超広角ズームレンズである事をアピールしています。風景・都会の街撮りそして星など様々なシーンを静止画・動画撮影可能なレンズで、超広角レンズながらもNDフィルター/PLフィルターなどのフィルター類がダイレクトで装着可能な点もアピールしています。

ステッピングモーターを採用した静音AF、サイレントコントロールリング、マルチフォーカシングシステムなど動画撮影におけるポイントも考慮したレンズに仕上がっている模様。ちなみに価格はB&Hで約1,296ドル。発売時期は不明ですが、ネットを見る限り春あたりの発売が有力視されています。

ニコン「Z 6」「Z 7」新ファームウェアアップデート開発

  • 瞳AF
  • RAW動画出力のサポート
  • CFexpress対応

ソニー α9登場以降「瞳AF」が大きくクローズアップされ、一般的に対応して当然という感じになってきている機能でニコン「Z 6」「Z 7」も近々実装される事に。発表時から「瞳AF」非搭載は指摘されてきたポイントだけに早い対応が期待されていました。実際の仕上がり具合が気になるところ。

Zシリーズは動画用途にも期待している方は多いのではないでしょうか。ATOMOS Ninja Vに対応し " ProRes RAW コーデック " で出力可能になるとのこと。元々「XQDカード」と「CFexpress」は互換性ある規格で、新ファームウェアで正式に対応する模様です。