ニコン Zシリーズ 瞳AF対応 新ファームウェアを公開 手ブレ補正効果不具合を告知
ニコンが、瞳AF対応を含む「Z 7」「Z 6」新ファームウェアアップデート Ver.2.0をリリースしました。同時にニコン「Z 7」「Z 6」手ブレ補正効果を十分に得る事ができない個体が存在し必要に応じて再調整または部品交換する事を告知しています。
- 静止画撮影時の「瞳AF」… オートエリアAFでAF-S、AF-C設定時、瞳AFに対応
- AF低輝度限界の拡張 … AFの低輝度側の検出限界値 Z7 -2EV / Z6 -3.5EVに拡張、ローライトAFは-6EVに拡張
- 高速連続撮影(拡張)時のAE追従 … Z7 9コマ/秒、Z6 12コマ/秒 撮影時 AE追従に対応 ※これまで1コマ目に固定
今後予定しているアップデート
- CFexpress メモリーカード対応
- RAW 動画(4K UHD、フルHD)出力対応
" 静止画撮影時 " と表現しているので、動画撮影時に瞳AFは対応していなさそうな印象です。今後動画撮影時の瞳AFに対応する予定なのか、ソニーのリアルタイムトラッキング/リアルタイム瞳AFの域まで性能を引き上げていくのか気になるところです。
この度、ミラーレスカメラ 「Z 7」および「Z 6」の一部の製品につきまして、手ブレ補正効果が十分でない場合があることが判明いたしました。対象製品につきましては保証期間に関わらず、お預かりして点検の上、必要に応じて再調整または部品交換を無償にて実施させていただきます。※プレスリリース
すでに手ブレ補正効果に何かしら問題を抱えた可能性がある個体の製品番号は分かっていて、Web上で製品番号を入力し確認可能となっています。※Z 7 製品番号の確認 / Z 6 製品番号の確認