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ニコンは顧客第一 瞳AFのように今後も顧客の声を活かしていく

ニコンが「サステナビリティ報告書2019」を公開し、その中の製品・サービス向上の項目の中で、映像事業は顧客第一の風土に基づき、顧客の声に耳を傾け満足度と信頼の向上に努める体制を強化していく事を明らかにしています。 事例として先日ファームウェアアップデートで追加された " Zシリーズ 瞳AF 機能 " を挙げています。

重点課題3 製品・サービスの品質向上(PDF)」に以下の事が掲載されています。

ニコン 顧客フロー

上記のようにニコン内では顧客の声を反映させるフローがあり、現行機ではファームウェアアップデートで対応、対応できないものは次機種以降で対応していく流れである事が見て取れます。加えて最近はファンミーティングも開催していて、顧客の意見や要望を重要視している模様。「ニコングループでは、このような機会を通じて得たお客様の声を、次の製品開発やサービス向上につなげていきます。」と明言。

コールセンターにおける顧客満足度

  • 2015年3月期 … 82.6%
  • 2016年3月期 … 84.7%
  • 2017年3月期 … 83.2%
  • 2018年3月期 … 85.8%
  • 2019年3月期 … 87.9%

Zシリーズ 瞳AF対応

ニコンが2018年に発売したミラーレスカメラ「Z 7」と「Z 6」をご愛用のお客様から、ポートレート撮影する際に顔認識だけでなく「瞳AF」機能を搭載してほしいという要望を多数いただきました。

これを実現するためにニコンは、2019年5月に、「Z 7」と「Z 6」に静止画撮影時における「瞳AF」機能を追加するためのファームウェアをウェブサイト上で公開しました。 この機能は、AF-S(シングルAF)時だけでなく、AF-C(コ ンティニュアスAF)時でも動作するため、ポージングを変える人物の撮影時にも効果的であり、多くのお客様から高評価を得ています。※サステナビリティ報告書2019より

アフターサポートにも触れていて、どの国・地域でも質の高いサービスを提供できるようにニコングループの自社施設がない国、販売代理店、修理認定店に対して定期的に指導を行いレベル維持を図っているとのこと。

あと映像事業部は「UX (ユーザーエクスペリエンス) デザイン」に力を入れている事が伺えます。