Nikon 1 J2 は、60コマのスピード撮影が魅力的でスタイリッシュに使えるカメラ
ePHOTOzine が、ニコンのミラーレス機 Nikon 1 J2のレビューとサンプル画像を掲載しています。J2は、1秒間60コマのスピード撮影が魅力的でボディカラーも豊富でスタイリッシュに使えるミラーレス機だが、ISO高感度耐性はマイクロフォーサーズ機に劣ると評価しています。
- このNikon 1はユニークなカメラである
- 背面モニタは、J1が46万ドットだったのに対してこのJ2は、92万ドットと改良されている
- シャッター方式は電子シャッターを採用していて、完全にシャッター音をOffにする事が出来る
- 残念ながらセンサーにダストリダクションシステムが組み込まれていない
- スクロールホイールがいくぶん敏感すぎる気がする
- ニコンは高速連射 10コマ/秒、1秒間に60コマのスピード撮影と高速連射機能を謳っているが、その広告どおりシャッターレスポンスは優れていて、AF速度も高速である
- 肌の色味描画もよくディテール豊かで赤や青も飽和されることなく良い状態を保っている
- キットレンズ 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 も良好でケラレもないが、広角側で樽型歪曲が少しある
- このレンズは、コントラストの高い領域にパープルフリンジが出易く、少しだけ色収差があるようだ
- ISO100 ISO200では非常に低ノイズだが、ISO1600になるとノイズが顕著になってくるが常用範囲である
- ISO3200でノイズがかなり目立ち始めて、ISO6400ではかなりディテールが失われてソフト描写になる
- オートホワイトバランスは良好
- J2は6種類のカラーから選べてスタイリッシュに使えるカメラである
- レンズのラインアップも明るい単焦点レンズも揃い始めている
- 操作感もJ1の使い難かったところを改良しているように感じる
- 画質や色味は素晴らしいが、ISO感度耐性はマイクロフォーサーズより劣る
- ダブダブのパンツであればポケットに収まるサイズ
J2は、Nikon 1シリーズのエントリーモデルなので気軽に使えながら高品質な画像を納めることの出来るミラーレス機なので、ここまで出来れば上等なミラーレス機ではないでしょうか♪
このレビュー記事にはキットレンズ 10-30mm F3.5-5.6も歪みや収差はありますけど、キットレンズとして合格点を与えることの出来るズームレンズなニュアンスを感じます。
今回のJ2は、J1の強化版のイメージが強い機種になっていますけど、新たな飛び道具はないけど着実に使い回しと描画は進化している機種だと思うので、それを踏まえて購入すれば満足度を感じるカメラな気がします。
それと兄貴分にあたるV1後継機 Nikon 1 V2 の情報(噂)も流れ始めたので、こちらも期待ですね。