ニコン D600 のダストリダクションシステムに問題あり?
PetaPixel が、ニコン D600のセンサーのゴミやほこりをふるい落とす「ニコンインテグレーテッドダストリダクションシステム」に問題があると報じています。ふるい落としてもすぐほこりがセンサーに付着しまう構造になっているとこのこと。ネタ元は、Lensrentalsだそうです。
- センサーに付着するゴミ・ほこりは、使用すれば付着するし、製造出荷時に付着する時もある
- …がニコン D600は、その問題が顕著であることが判明した
- 一般的にカメラを4台レンタルすると1台はセンサークリーニングが必要になるのだが、ニコン D600はすべてセンサークリーニング必要になるのだ (20台レンタルしたら20台とも)
- 現実的にほこりが付いた写真が撮れてしまう…F16に絞って白い壁を撮影すると確認出来る
- まあゴミ・ほこりのみで油系(オイルスポット)の汚れでは無いので、ウェットクリーニングの必要は無いのだが…
- しかしニコン D600のセンサーにオイルスポットが見つかったという報告があるのも確か…
- この原因のひとつに、ダストリダクションシステムがふるい落としたゴミ・ほこりをシャッターがセンサー上に引っ張り上げている可能性がある
- あとは、新機の使い始めは内部から塵が出易いので、その可能性もある
- だが、かなりセンサーにゴミ・ほこりがたまり易いように感じる
あらら…何気にカメラのセンサー周りのダストやオイルスポット問題って買ったばかりの時期に現れるとナーバスになっちゃいますよね…^^;
シャッター周りのこの箇所が、他のカメラと比べて凸凹が大きく、この影響でシャッターを切った時にゴミ・ほこりが巻き上がってセンサーにゴミが付いてしまうのかもしれないと、ひとつの可能性を示唆している記事になっています。
まあこの問題は、ロットの問題なのか、初期に起こりうる問題なのか、すべての個体にある問題なのか、使い方の問題なのかもしれませんが、ちょっと注視していきたいところです。