Nikon 1 V2 は、使い勝手が向上し写真愛好家にスポットを当てたミラーレス機
Photography Blog が、ニコンのミラーレス機 Nikon 1 V2 のレビューとサンプル画像を掲載しています。V2は使い勝手向上をメインに改良されたモデルで、初心者というより写真愛好家にスポットを当てたミラーレス機に仕上がっていると評価しています。
- Nikon 1 V2 は、前機種V1と比べて過激なデザイン変更が行われた
- ハンドグリップ、内蔵EVF、内蔵フラッシュが組み込まれ、フィーチャーボタン&ダイレクト設定周りも大幅に変更してきた
- V1はスマートなイメージのデザインだったが、V2は硬派なデザインに仕上がっている (古き良きFマウントカメラの縮小版)
- コブが出来たことによって、ポケットサイズのミラーレス機ではなくなった印象
- 露出の低いシーンは、V1同様にコントラストAFに切り替わる
- 1インチの1400万画素センサーと考えれば、高品質の描画力
- ノイズは抑えられているものの、ISO3200でノイズが目立ってくる
- 色味は少し抑えれれている傾向で、パンチのある色味が良ければ、Vividに設定して撮影するといい
- V2は、熱心なニコンファンの為に大幅な変更を加えたカメラであり、その狙いは成功しているに感じる
- V1のスリムでスタイリッシュなボディを廃止したが、グリップにモードダイヤル、コントロールダイヤルを採用して迅速に設定・撮影が出来るモデルに仕上がっている
- 日中であれば、AFはデジタル一眼レフと同じくらい高速で遜色ない
- 露出の低いシーンのAF周りの性能は、まだ改善の余地があると思う
- V2は、完全にJ2と差別化され、初心者ではなく写真愛好家にスポット当てたミラーレス機でその重責を担っている
初代Nikon 1シリーズは、シャッターを切るだけで綺麗な写真が撮れますよ～的なコンセプト(？)で仕上げたミラーレス機だっただけに、操作性・設定周りに不満を持った方もいるかもしれませんが、今回のV2はその不満点を解消しているモデルに仕上がっているのではないでしょうか♪
基本性能周りはマイナーチェンジ的な印象もありますけど、見た目のデザイン・実際の使い勝手は大幅に変更されていますから、一度店頭で触って実際に確かめてみるのも良いかもしれませんね。