オリンパスは、2015年新レンズに加え新OM-DとPENを計画中 4Kも視野に
The Best Mirrorless Camera Reviewsが、オリンパス 寺田氏、Jörn Fandrey氏 (マーケティング·コミュニケーション部長)、Michael Guthmann氏 (プロダクトマネージャー)、Martina Beckmann氏 (広報 / コンシューマ·プロダクツ部門)に敢行した2015年に向けたオリンパスの動向インタビュー記事を掲載しています。
- OM-DとPENのアプローチは違っていて、OM-Dに対するマーケティングは(従来通りで)簡単なのだが、PENは逆に難しく新しい市場を開拓しなければならず、女性のライフスタイルに焦点を当てた製品造りで、なかなかニーズを掴むのが難しいのである
- スマートフォンユーザーはスマートフォンで暗い部屋などで綺麗な写真を撮る限界を知っているので、その中にはレンズ交換式カメラに興味を持っいるユーザーがいて、彼らはOM-Dや交換レンズを購入する可能性がある大きな潜在層なのである
- OM-D E-M1は、アジア圏だけでなく、ヨーロッパも同じくらい成功している
- オリンパスは静止画に焦点を当て開発し続け、メインターゲットは写真家なのだが、劇的ではない少しずつ状況が変化してきていて、動画に興味を持った写真家もおり、そういう需要も無視できず我々は方針を変え、ユーザーを刺激する4Kや新技術などは市場の動向に従うべきだと思っている
- 4Kに対応しようとするとセンサーの処理能力と熱問題があるので、ソフトウェアというよりハードウェアに関連した問題がある
- 現時点で(パナソニック LX100のような)フォーサーズコンパクト機の計画はない
- 2015年は、300mm F4 や 7-14mm F2.8 だけでなく、新型 OM-DとPENも予定している
- 2015年は4本のPROレンズが出揃うことになるが、まだスタートラインに過ぎず、プロライン、プレミアムラインそしてPENラインを強化していく
- マイクロフォーサーズの利点は小型なレンズが可能で、300mmは小さいし、フォーサーズレンズと比べると7-14mmなんてビックリするぐらい小さいレンズに仕上がっている
ざくっと抜き出すとこんな感じでしょうか。あとは海外においてのプロサポート関係の話が重点的に語られています。
どうやら今後のオリンパス機は、動画関係の機能にも力を入れそうな感じで、このところの " 4K" 対応の噂の質問では、機種によるがハードウェアが対応していないと難しいとのコメントも。
あとはっきりフォーサーズコンパクト機の計画はないと断言しているので、この機種を待っているユーザーさんは、パナソニック LX100かライカ D-Lux Typ 109を購入した方が良さそうです。
そして2015年に予定しているOM-DとPEN、順番的には、OM-D E-M5 後継機 と PEN E-P5 後継機なのかな~と密かに期待しています。ひょっとするとラインアップも見直しもあるかもしれませんが。