オリンパス Tough TG-5は、水中撮影に必要なものすべてを備えたタフネスカメラ
ePHOTOzineが、オリンパスのタフネスデジタルカメラ Tough TG-5 レビューとサンプル画像を掲載しました。前機種TG-4と比べてかなり進化した機種に仕上がっていて、画素数を1200万画素に抑え描画エンジン TruePic VIIIとの組み合わせでノイズ耐性が向上し、レンズの広角端がF2.0と明るく他の防水カメラよりも水中撮影に適していると評価しています。
Tough TG-5の長所は…
- 1200万画素と画素数を抑えた事によるノイズ耐性の向上
- 通常のレンズよりも広角端のF値が、F2.0と明るいレンズを採用
- 素晴らしい色再現性
- 4K対応
- ハイスピードムービー対応 (フルHDで120コマ/秒)
- 深度合成モード (フォーカススタッキング)
- ライブコンポジット (比較合成)
Tough TG-5の短所は…
- パノラマモードが採用されていたら良かったかもしれない
- フルマニュアルコントロールに対応していた方が良い
- パープルフリンジが見受けられる
"4つ星を獲得し " お勧め機種 " に選出されています。前機種よりも画像品質が向上し、4Kやハイスピードムービー撮影にも対応した事を選出理由に挙げています。
(1/2.33インチながらも)1200万画素に画素数を抑えたセンサーと描画エンジン TruePic VIIIの組み合わせによりノイズ・パフォーマンスが向上し、フルHDで最大120コマ/秒のハイスピードムービー撮影が可能で、レンズも広角端でF2.0を実現しているので他の防水カメラと比較しても光が少ない水中写真撮影に適していると評価しています。
前機種TG-4よりもかなり進化した機種に仕上がっていて、GPSログやトラッキングデータなど水中撮影に必要なものすべてを備えており、望遠/魚眼 コンバーターレンズも用意されている事も触れています。Wi-Fiに関しては、水中で動作しなかった事があったとのこと。
レンズに関する評価は、水中カメラとしては優れているが、コントラストの高い部分に色収差が存在し、特に周辺部分で目立ち易い模様。バリアブルマクロシステム、顕微鏡モード、深度合成モード、フォーカスブラケットなどの機能にも触れ、レンズ先から1cmの被写体まで寄る事が可能で、撮像センサーシフト式手ぶれ補正(2.5段分の効果)で安定した撮影が出来る模様。
ISO感度耐性は…
- ISO100 … 低いレベルに制御され、ディテールは良好
- ISO200~ISO400 … ディテールは良好なまま
- ISO800 … ノイズが増加しわずかにディテールが低下する
- ISO1600 … 再びノイズが増加するが、色味は良好なまま
- ISO3200 … リサイズ前提であれば、まだ使用可能かも
- ISO6400 … 彩度がかなり低下するので、この設定の使用はお勧めしない
…と判断しています。あとオートホワイトバランスで " Keep Warm Color " のオン/オフの設定が可能な点も触れています。