オリンパス 45mm F1.2 PRO と 17mm F1.2 PRO 国内発表
オリンパスが海外先行発表したF1.2PROライン、M.Zuiko ED 45mm F1.2 PRO と M.Zuiko ED 17mm F1.2 PRO を国内発表しました。希望小売価格は両レンズともに178,200円(税込)、発売日予定は 45mmF1.2PRO 2017年11月24日(金) / 17mmF1.2PRO 2018年1月下旬 となっています。
2本のレンズは発売中の「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」と共通の設計思想で開発しました。その設計思想とは、「開放F1.2での美しいボケの実現と、高い解像力を両立させることで、新たな描写力を提供する」というものです。 ボケの量だけではなくボケの質にまでこだわることで、人物などの主要被写体を印象的に浮かび上がらせます。一般的にポートレート撮影に活用されることの多い大口径単焦点レンズ群とは一線を画す、オリンパスならではのF1.2大口径単焦点シリーズとなります。※プレスリリースより
- 焦点距離 : 45mm (35mm換算 90mm)
- レンズ構成 : 10群14枚 (EDレンズ1枚、HRレンズ4枚、非球面レンズ1枚)
- 最短撮影距離 : 50cm
- 画角 : 27°
- 最大撮影倍率 : 0.1倍 (35mm換算 0.2倍)
- 最大口径比 : F1.2
- 最小口径比 : F16
- 絞り羽枚数 : 9枚(円形絞り)
- フィルターサイズ : Ø62mm
- サイズ : Ø70 × 84.9 mm
- 質量 : 410g
- 防塵防滴耐低温仕様
焦点距離的にポートレートで重宝されそうな大口径中望遠レンズに仕上がっています。美しくにじむボケにこだわったレンズで、コーティング「Z Coating Nano」を施しゴースト・フレアを大幅に低減し、ヌケの良いクリアな描写を実現したと製品ページに掲載しています。
- 焦点距離 : 17mm (35mm換算 34mm)
- レンズ構成 : 11群15枚 (スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚、ED-DSAレンズ1枚、EDAレンズ1枚、スーパーHRレンズ1枚、非球面レンズ1枚)
- 最短撮影距離 : 20cm
- 画角 : 65°
- 最大撮影倍率 : 0.15倍 (35mm換算 0.3倍)
- 最大口径比 : F1.2
- 最小口径比 : F16
- 絞り羽枚数 : 9枚(円形絞り)
- フィルターサイズ : Ø62mm
- サイズ : Ø68.2 × 87 mm
- 質量 : 390g
- 防塵防滴耐低温仕様
「マニュアルフォーカスクラッチ機構」が採用されていて、個人的に12-40mm F2.8 PROで重宝している機能のひとつです。特殊レンズ (スーパーEDレンズ1枚 / EDレンズ3枚 / ED-DSAレンズ1枚 / EDAレンズ1枚 / スーパーHRレンズ1枚 / 非球面レンズ1枚) を惜しみなく使用した大口径広角単焦点レンズで高い解像力を謳っています。