オリンパス OM-D E-M5 に内蔵フラッシュを搭載するのは技術的に困難だった
Focus Numerique にオリンパスの寺田氏のオリンパス OM-D E-M5に対するインタビュー記事が掲載されています。
- 我々はノイズを減らすためにミラーを外しましたが、メカニカルシャッターには依存している。電子シャッターに移行するには、まだいくつかの壁がある
- 伝統的なローリングシャッターは遅すぎるので、インターレースセンサーの研究を行っている
- OM-D E-M5に内蔵されているEVFはドット感が残っているが、それは我々の本意ではない…
- WiFiとGPSには興味を持っていて、将来的にカメラとスマートフォンの同期は非常に大事なプロジェクトになる
- E-M5のターゲットユーザーを考慮してマイクジャックは組み込んでいない
- 12-50mmは、F3.5-6.3だが理由があって、一眼レフの位相差AFの場合はF5.6以上は超えてはならない領域だが、コントラストAFとEVFの相乗効果でF6.3にするのには躊躇はなかった
- ただ…被写界深度が深くなるけどね…だがその反面レンズを小さくすることが出来るんだ
- 多くのユーザーは内臓フラッシュを要望しているのだが、オリンパス OM-D E-M5は技術的な点とOMのデザインを優先したことにより非搭載になった
- ユーザーのカメラに対しての優先順位は(要望に比べて？)それほど高くない
個人的にはPENやOM-Dには内蔵フラッシュは必要ないかな～って思っている派なんですよ。その代わり簡易的な外付けフラッシュで稼動できてバウンス撮影とか出来るフラッシュが付属で付いてきた方が嬉しいかも♪
最近のコンデジにWiFi機能が付いてスマートフォンと同期できる機種も出てきてますから、この辺はデジタル一眼にも個人的に欲しい機能なんで、1日でも早く対応した機種を望みます。