オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 の描画は抜群だが、開放での撮影は慎重に
写真家 田中希美男さんのブログ「Photo of the Day」でオリンパスのハイグレードレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 のレビューとサンプル画像が掲載されています。
- F1.8の大口径で、約150mm相当の望遠系マイクロフォーサーズ用レンズ
- いままで「良いレンズだ、良い描写だ」と信じていたレンズが、まるで“あほ”みたいに見えてくるほど、めちゃくちゃよく写るレンズだ
- 描写性能が素晴らしいと評判だった45mmF1.8よりも良い
- しかし、使いこなしはそれなりに、いや、たぶん思ってる以上に難しいレンズ
- ナニが難しいかといえば、それは、イチもニもなくピント合わせ
- とくにF1.8の開放絞り値やF2あたりに絞りを開けて、かつ近距離の被写体を撮ろうとしたときだ
- 150mmという画角も“難”のひとつだが、誰でもがカンタンに鼻歌交じりに使いこなせるレンズではない
- モンダイは、150mmの望遠レンズでF1.8の大口径レンズだということ
- 女性を写す場合は肌が美しく化粧がよほどウマい人を選ばないと予期しない諍いが起こるかもしれないので要注意
写りはすごく良いけど、150mmでF1.8というのがこのレンズの難しいところのようですね…^^; まあ確かに35mm換算で、75mm F1.8 と 150mm F1.8 ではピンのシビアさは、雲泥の差かもしれません。
このレビューで指摘されている通りオリンパス機のAF測距フレームはちょっと大きくて、PEN E-P3を使っていたときも、OM-D E-M5を使っていても、もうちょっと小さかったらもっと使い易いのにと思うことも結構あるんですよ…^^;
でもマイクロフォーサーズ・ユーザーとしては、一度は使ってみたいレンズであることは確かです。