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オリンパス OM-D E-M5 で野生動物撮りは、ZuikoレンズでMFは必須

Pekka Potka が、数週間南フィンランドでオリンパス OM-D E-M5で野生動物撮影をした撮影記(レビュー)とサンプル画像を掲載しています。今のところM.Zuikoレンズで野生動物撮りに向いているレンズがなく、Zuikoレンズ&テレコンバーターで撮影するしかないそうです。

オリンパス OM-D E-M5 で撮影された野生狼
  • 今回は、ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0 と ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8 の2本のスーパーハイグレードレンズを持ち込んだ
  • それでも充分な焦点距離が足りないので、ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter EC-14 と ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter EC-20 の2種類のテレコンバーターも持ち込んだ
  • 純正マイクロフォーサーズ用のM.Zuikoレンズは、野生動物撮影に向いているレンズがラインアップされていないので、必然的にZuikoレンズを使用することになるのだ
  • OM-D E-M5 と位相差AFメインのこのレンズの組み合わせは、当然OM-D E-M5上のコントラストAFは遅いので、MFで移動する動物を焦点する必要がある
  • 望遠レンズでファインダーの倍率を上げて動く動物を撮るのは現実的ではない
  • 鳥をを撮るのは難しいが、狼やクマは撮影可能であることが分かった
  • 三脚にOM-D E-M5を固定するのだが、カメラの待ち易さとバッテリー維持の為に外付けグリップ HLD-6 は装着する

海外のオリンパス OM-D E-M5の色々なレビュー記事を見る限り、何気にプロ写真家がOM-D E-M5でようやくミラーレス機というかマイクロフォーサーズ機を仕事で使い始めているんだな~という印象があって、今回の野生動物撮りもその内のひとつかと♪

オリンパスのM.Zuikoレンズ・ラインアップが最低限揃ってきた感はありますけど、こういうフィールドで求められるレンズはまだラインアップされてないですよね…おそらくラインアップされるごろには、マイクロフォーサーズ機としてのフラッグシップ機(プロ機)も投入されることでしょう。