オリンパス ボディーキャップレンズ BCL-1580 は、制限があるからこそ面白いレンズ
PekkaPotka がオリンパス ボディーキャップレンズ BCL-1580 15mm F8.0 のレビューとサンプル画像を掲載しています。サンプル画像は、愛犬との散歩風景モノクロ作品となっています。
- このレンズは9mmの厚みしかなく、開閉機構によってボディキャップのような働きをするレンズ
- 手動でレバーを操作して、30cm~∞まで焦点を合わせることが出来る
- 絞りはF8に固定されていて、∞の焦点距離では1mm先からシャープに描画する
- ただしキットレンズほどの描画力はないように感じる
- すでにオリンパス 17mm F2.8 や パナソニック 14mm F2.5 パンケーキレンズを私有しているユーザーに対しては、魅力がないレンズに感じるかもしれない
- ただしそれらのレンズは非常にシャープな描画であって、このボディーキャップレンズ BCL-1580のような味はない
- ボディーキャップレンズ BCL-1580は、制限があったりストレスが溜まるレンズかもしれないが、それを楽しみに代えてくれるレンズである
- 愛犬との散歩は毎日の習慣だが、このレンズの撮影アイディアを与えてくれて、PEN E-P2に装着して34枚からなるショートストーリー作品が出来上がった
あっ…現行のレンズと比べるとシャープ感も解像感も弱いですが、逆にそれが味になるレンズですね♪ レンズは解像度とシャープ感と定義されるユーザーさんには向かないレンズかもしれませんが、日常を撮る楽しさを見出すユーザーさんには受け入れられるレンズではないでしょうか。