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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 は、開放からシャープでディテール豊かなレンズ

オリンパス愛好家 ロビン・ウォン氏が自身のブログでハイグレードスナップレンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8のレビューとサンプル画像を掲載しています。17mm F1.8は開放から充分シャープな描画なのに絞れば絞るほどさらにシャープになる単焦点レンズだと評価しています。

オリンパス M.Zuiko 17mm F1.8で撮影したサンプル画像
  • 35mm換算35mmの焦点距離の単焦点レンズは、多くのストリートフォトグラファーが推薦するレンズである
  • 今回オリンパス PEN Lite E-PL5に17mm F1.8を装着してストリート・スナップを敢行した
  • このレンズは、F1.8の開放で撮っても実にシャープで、100%等倍で見た時のディテールの詳細さには驚いた
  • ただしF1.8のピンはすごく浅くて、ポートレートではピンの位置がズレる可能性がある (ポートレートはF2.8もしくはF3.5で撮影するのがベター)
  • F1.8で充分シャープな画質なのだが、F2.8、F4、F5.6と絞っていくとさらにシャープな描画になる
  • マイクロフォーサーズ・レンズの利点のひとつにコーナーからコーナーまでシャープなことで、この17mm F1.8も周辺部分でさえもシャープな描画なのだ
  • 色収差の制御も非常に優秀だが、ごくわずかに高コントラスト部分に紫や緑のフリンジが現れることがある
  • ZEROコーティングのおかげで、フレアやゴーストを一切気にすることなく撮影することができる
  • 撮影している間は、樽型歪曲に気が付かないほど良く制御されている
  • PEN E-PL5との組み合わせで撮影しているがAFは非常に良好で、AF速度は12mm F2.0より僅かに速い気がする
  • 金属ボディで12mm F2.0と似ているレンズで軽量であり、E-PL5とセットで使えば疲れ知らずであり非常にバランスが良い
  • 最短撮影距離は25cmまでよれるが、17mm(35mm換算34mm)なのでそれほどクローズアップ撮影は出来ない
  • ボケ味はクリーミーでボケ味を活かした写真を撮る事が楽しくなる

非常にシャープが印象的で、17mmなので劇的なボケ味ではないけれどクリーミーなボケ味を楽しめるハイグレードスナップレンズに仕上がっていそうですね♪ この焦点距離のハイグレード単焦点レンズを待っていた方も多いのではないでしょうか。

75mm F1.8ほどではないと思いますけど、今回の17mm F1.8も開放でポートレートはちょっとピンが浅くて注意が必要みたいですね…^^; それにしても開放からシャープな描画でビックリ。

AF速度・精度は、もうオリンパスのレンズにおいて心配する必要はないですよね。この点だけは、早い時期からミラーレス市場に参入した恩恵かと♪