オリンパス 17mm F1.8 は、バランス良い写りでほっとする大口径単焦点レンズ
写真家 田中希美男氏が自身のブログで、ハイグレードスナップレンズ M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8のレビューとサンプル画像を掲載しています。12mm F2.0に近いレンズで、75mmや45mmほど鋭いシャープ感は無いもののバランスの良い写りでほっとする単焦点レンズと評価しています。
- レンズのスタイル (使い勝手) やテイスト (描写のクセ )は12mm F2.0に似ている
- 鋭利な刃物ですぱっと切れるようなシャープさ少ないが、解像力と諧調描写力は充分に備わっている
- 12mm F2.0と比べて17mm F1.8のほうがややコントラスト、先鋭感があるように感じる
- はっきりしていることは、45mm F1.8 や 75mm F1.8のように鋭いシャープさと高い解像感があって誰が見ても｢すばらしい描写力だ｣という"わかりやすい"レンズとは少し違う
- シャープネス、コントラスト、諧調描写性、解像感について、とてもバランスのとれた良いレンズ
- 4本の大口径単焦点シリーズの中ではいちばん｢好き｣な写りをするレンズ
- しっくりとする描写、つんつん尖ったところのない描写、ほっとする写り、という感じ
75mm F1.8程は切れ味鋭いシャープ感は無いな～とは思っていましたが、45mm F1.8の方が切れ味鋭いんですね…メモメモ♪ でも17mm F1.8は個人的に開放から充分シャープな描画かと。今回のレビュー記事を読む限り、一番バランスの良い大口径単焦点レンズに仕上がっていそうですね。
…ということは、徐々に単焦点レンズの設計の精度・熟練度が上がってきているということでしょうか♪
あと元記事には、「スナップショットフォーカス機構」についてのTipsも掲載されているので、購入予定のユーザーさんは読んでおいて損はないかと。