パナソニック FZ1000 は、静止画・動画ともにバランスの取れたカメラ
ePHOTOzineが、パナソニック LUMIX FZ1000のレビューとサンプル画像を掲載しています。16倍ライカ高倍率ズームレンズの光学性能が高く、1インチセンサーが搭載され、4K撮影にも対応し、静止画・動画ともにバランスの取れたカメラだと評価しています。
パナソニック FZ1000の長所は…
- 優れたノイズ耐性
- レンズの光学性能が素晴らしい
- 画質とボケ味の品質素晴らしい
- 割り当て項目が豊富な5つのファンクションボタン
- レンズフードが付属
- 120fpsでフルHDハイスピード動画が撮影可能 (※元記事は100fpsとなっています)
- MIC端子
- 4K動画撮影
- 4K映像から800万画素の画像を切り出す事が可能
- 水平・垂直2軸を確認できる電子水準器
- Wi-Fi内蔵
パナソニック FZ1000の短所は…
- 背面モニタがタッチパネルではない
- 広角端で撮影すると少し周辺減光がある
- ボディサイズが大きいところ
ePHOTOzineの評価は、四つ星半で " かなりお勧め機種 " に選定されています。
GH4を彷彿とさせるボディで、グリップもしっかり握れてレンズ鏡筒は金属製で安心感があり、AF&ズーム共にスムーズで、3インチのバリアングル液晶モニタも視認性が良好で、Q Menuボタンと5つのファンクションボタンで素早くアクセスできる所も評価しています。ただしコントロールボタンが多いので初心者は迷う可能性があるとも指摘していますが、慣れるのに時間は掛からないとのこと。
光学16倍 LEICA DC VARIO-ELMARITレンズの評価は高いですが、広角端で周辺減光と樽型歪曲があるものの、コーナーまでディテール豊かな描画で、ダイナミックレンジも良好のようです。明るいシーンでコントラストが高い部分には、パープルフリンジが出現する事があり、フレアに対しては耐性が高く、レンズフードを装着する事によりさらに耐性レベルが向上するとも書かれています。
ISO高感度耐性は、ISO80~800の使用を推奨していて、ISO1600~3200でもまだまだ使用可能なレベルだが、ノイズが増加しディテールも低下してくるそうで、ISO6400~12800はリサイズしてWeb使用前提であれば使用可能と結論付けています。
このパナソニック FZ1000は現時点で4K撮影が出来る最安価なカメラで、高倍率ズームレンズの光学性能も良さそうだし、1インチセンサーも搭載していて、静止画&4K撮影を考えているユーザーさんには、訴求力あるカメラかもしれません。