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パナソニック S1/S1R 3月末発売予定 HLGフォトモード ハイレゾショット(8枚)を搭載

CES2019に向けてパナソニック Lマウント フルサイズミラーレス LUMIX Sシリーズのフルスペックが公開される事はありませんでしたが、一部のスペックと発売時期を告知しました。英国パナソニック公式サイトにも掲載済みで、2019年3月末発売予定、HLGフォトモード、ハイレゾショット(8枚)を搭載している事が明らかに。

2019年3月末発売予定

" The LUMIX S full-frame mirrorless cameras " と表現しているので「S1/S1R」共に3月末に発売されそうな感じで、もちろんLマウントレンズも発売される展開に。ただし発売日は、地域によって異なる模様。今回フルスペックは公開されませんでしたが、1月最終に大きなプレスイベントを予定しているという噂があるので、その時にフルスペックや価格、そして発売日が告知される可能性も。英国パナソニックの公式サイトを見る限り、24-105mmmと70-200mmのF値はまだ公開していません。

HLGフォトモード

静止画撮影時高ダイナミックレンジを得ることが可能なモード「HLG Photo Mode」を搭載する事が明らかに。広いダイナミックレンジを実現し、豊かなで正確な色表現が可能で明暗の表現が可能な事をアピールしている模様。HLGフォトは " HSPファイル " として生成し、HDMIケーブル経由でHLGに対応したパナソニック 4Kテレビで再生可能とのこと。写真家のプレゼン用途を提案しています。

HLGをネットで検索をかけてみると、HLG( Hybrid Log-Gamma / ハイブリッド・ログ・ガンマ)はテレビ放送向けのHDR方式の1つで、現在「スカパー!4K」が採用していて、今後BS 4K/8K放送に採用される見通しの模様。HLGのガンマカーブを静止画に利用しているのでしょうか。※価格.comマガジン 4Kテレビ選びの重要ワードHDR=「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」って何?より

ハイレゾモード

ボディ内手ブレ補正機構を利用したハイレゾモードをSシリーズにも搭載。高速処理を実現した新型描画エンジン ヴィーナスエンジンにより8枚撮影した画像から高精度・高解像な1枚仕上げるとのこと。風景写真やファインアート写真用途を提案しています。構図に動く被写体が入る事を考慮し、オプションでモーションブラー抑制モードを搭載し、撮り手は通常の写真撮影モードと撮影する時と同じようにこのモードを使用可能であると掲載しています。

現時点で公式サイトでは公開されていませんが、dpreviewがサンプル画像(6000x4000px)を3枚公開しました。2400万画素となっているので、S1で撮影したサンプル画像と思われます。国内の一般ユーザーに向けた初お披露目はCP+2019 (2月28日~3月3日)になるのでしょうか。ニコン Zやキヤノン EOS Rのような大規模体験イベントを予定しているのかどうかも気になるところ。ただし今回の「S1/S1R」をプロをターゲットにしています。