パナソニック S1 / S1R ベンチマークとしたのはデジタル一眼レフ プロ機
dpreviewが、パナソニック LUMIX S1 / S1R プレスイベントが開催されたバルセロナで行ったS1R撮影記を掲載しました。S1/ S1Rはプロ機を目指した機種だけに、他のミラーレス機ではなくデジタル一眼レフ(DSLR) プロ機をベンチマークにし開発を行った模様。
パナソニック Sシリーズがベンチマークとしたデジタル一眼レフ
- S1 … キヤノン EOS 5D Mark IV と ニコン D850
- S1R … キヤノン EOS-1D X Mark II と ニコン D5
パナソニック 山根洋介氏が明らかにした情報とのこと。S1/S1Rは、ミラーレス機として高価で大きく重いという意見がありますが、デジタル一眼レフ プロ機をベンチマークとしており、サイズと質量は正当化されると掲載しています。実際使用してみてデジタル一眼レフ プロ機よりタフであると感じている模様。
パナソニック S1R ストリートスナップ インプレッション
- パナソニックは東京五輪投入を目指していて、キヤノン・ニコン プロ機と同様に動作する必要がある ※パナソニックはすでに東京五輪でプロサポートを行う事を発表済み
- 数時間ストリートスナップを行ったが、S1Rはマグネシウム合金とラバーの大きな塊であるものの負担になる事はなかった
- グリップは快適で、基本操作を行う時にホールド性を損なう事なく、ストレスになる事もない
- 追尾AFは、撮影を終えるとAFポイントは最初に位置に戻る
- 最初キットレンズであるS 24-105mm F4で撮影するのは気が進まなかったが、1日を通して使用してみたところ嬉しい驚きに変わった
- 撮影自体は、素で楽しむことが出来て快適に感じる
EVFとDual ISの評価もし、数週間後に製品版でテストする予定とのこと。(プレスイベントのS1/S1Rは、製品版一歩手前のプリプロダクション版) パナソニックは、Sシリーズの国内発表を行っていませんが、東京五輪でLUMIXプロフォトグラファーに向けてサポートを行う事は発表済み。
ちなみにバルセロナで開催したプレスイベントは、飛行機代から宿泊費そして食費までパナソニックが負担したそうです。