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パナソニック S1 有償ファームウェアアップグレード 2019年7月リリースへ

パナソニックが、Sシリーズコンテンツ内で「DC-S1の有償ファームウェアアップグレードを2019年7月から開始」する事を告知しました。価格はまだ公開されていないようです。

有効となる主な機能 (S1 製品ページより)

4:2:2 10bit 4K30p記録
S1は4K/30pで4:2:0 10bit(MP4 HEVC)記録に対応。さらにアップグレードにより、4:2:2の10bit記録も可能です。色再現性が向上するほか、精度の高い合成処理を実現し、なめらかで自然に近い映像表現で多様な商用作品の制作ニーズをカバーします。※HDMI出力で4K/60p 4:2:2 10bitの場合は、メモリーカードへの記録非対応

4:2:2 10bit 4K60p HDMI出力
動画記録中にHDMI端子から同時に4:2:2 10bitにて映像出力する「HDMIモニタリングスルー」機能を搭載。本体のメモリーカード記録中にも、4:2:2 10bit映像信号を同時出力することが可能です。他社製カメラで撮影した映像に組み合わせて編集する場合でも、色調節をスムーズに行えます。また、4K動画記録時には、HDMI出力を1080pに切り替えて映像出力することができ、4K非対応モニターを使用しながら4K記録を行うことも可能です。※HDMI出力で4K/60p 4:2:2 10bitの場合は、メモリーカードへの記録非対応

V-Log記録
高度な後処理を可能にするLog撮影をサポート。Logガンマを適用することで広いダイナミックレンジを効率よく記録し、シャドウからハイライトまで豊かな階調表現を実現します。また、カラーグレーディングの自由度が大幅に向上。撮影した映像をきめ細かく調整することにより、他のカメラで記録した映像や既存の素材と違和感なくなじませることが可能です。

パナソニック Sシリーズ発表時に有償アップデートは告知済みで、予定通り7月にリリースされる模様。まだ価格は掲載されておらず、気になるところ。マイクロフォーサーズに最適化された " V-Log L " ではなく、シネマカメラ EVA1も採用している " V-Log " が実装される事になります。V-Log/V-Log Lは同じ特性曲線ですが、dpreviewの記事によると、V-Logの方が2stops広いダイナミックレンジを実現しているそうです。