パナソニック LUMIX S1H 開発発表 フルサイズミラーレスシネマカメラ
パナソニックが、Lマウント フルサイズミラーレス シネマカメラ「LUMIX S1H」を開発発表しました。LUMIXブランドのシネマカメラで「6K 24p (3:2)」「5.9K 30p (16:9)」「10bit 4K 60p」に対応。 加えてテレコンバーター2種も海外発表し、2019年後半に「70-200mm F2.8 S」を発売予定である事も告知しています。※Update : 国内でも開発発表が行われました。
シネマ品質の動画性能
- 6K 24P (アスペクト比 3:2)
- 5.9K 30P (アスペクト比 16:9)
- 4K/C4K 60p 10bit
- 4:3 アナモフィックモード
シネマカメラと同等のダイナミックレンジ
- V-Log/V-Gamutにより14+stopのダイナミックレンジを実現
- シネマカメラ「VariCam」と同等のダイナミックレンジ
- 人肌の色味と質感を忠実に再現
- S1Hで撮影したフッテージ(映像素材)は、VariCamで撮影したV-Log素材と、GH5/GH5Sで撮影したV-Log L素材と互換性がある
無制限動画連続撮影
- S1Hはすべての録画モードでノンストップ録画が可能で、撮影に集中できる
- ※バッテリー・メモリーカードによって撮影可能時間は異なる
- ※熱により動画撮影を自動停止する事がある
発売時期
- 2019年秋の発売を予定
S1H 公式サンプル動画
すでにS1Hで撮影したサンプルフッテージも公開。これでパナソニック Sシリーズは、標準機・高画素機・動画機 をランアップする事に。ソニー α7シリーズのように " 三銃士 " といった感じでしょうか。
テレコンバーター DMW-STC14 / DMW-STC20
ついにSシリーズ テレコンバーター 2種の登場です。倍率は、定番の " 1.4x " と " 2.0x " になります。対応レンズは、すでに発売済みの「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」と2019年後半に発売予定の「70-200mm F2.8 S」とのこと。
英国では6月から発売が開始され、価格はDMW-STC14が約570ポンド、DMW-STC20が約580ポンドとなっています。
※Update : 国内でもパナソニック LUMIX S-1Hの開発発表が行われました。内容は海外発表と同じで、6K24pに対応し、シネマカメラ水準の階調性と広色域を実現している事などを伝えています。ソニー α7S IIIが、直接的な競合機となるのか、また別のコンセプトに仕上がっているのか楽しみになってきました。