パナソニック 半導体撤退報道 台湾 ヌヴォトン・テクノロジーに売却へ
日本経済新聞が、パナソニックが半導体事業から撤退すると伝えています。台湾 新唐科技(ヌヴォトン・テクノロジー)に売却する模様。
SankeiBizの記事で時系列を追ってみると…
パナソニックは、2019年11月21日に「液晶パネル生産撤退」を発表。※2021年をめどに生産撤退
2019年11月22日に「令和3年度までに赤字事業撲滅方針する方針」を示し、令和3年度までに構造的な赤字事業をなくすとともに、営業利益率が5%に満たない低収益事業の方向性を決める方針を明らかにしました。キーとなるのは、家電などのモノを売るビジネスモデルからサービスを軸としたビジネスモデルへの転換に向けた構造改革。
2019年11月26日に「人員削減・拠点集約する事により1000億円を削減」報道。液晶パネルや半導体など構造的赤字事業を見直すとしており、半導体にもメスが入る事が明らかに。
2019年11月28日 AM5:00 に「パナソニック半導体」報道といった流れに。今後正式に発表が行われるのでしょうか。
実は11月22日にパナソニックは「Panasonic IR Day 2019」を開催し今後の方向性を明らかにしていたので、早速中期戦略を元にした動きが出ている模様です。パナソニックは映像事業自体から撤退する事は無いと思いますが、民生カメラビジネスが改革の対象となってくるのかどうか気になるところです。