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パナソニック S1シリーズ 新ファームウェアを予告 AF強化 S1Rは5K対応へ

日本時間 9月2日 23:00にパナソニックのLマウント フルサイズミラーレス機「LUMIX S5」が海外発表されましたが、Sシリーズ「S1」「S1R」「S1H」新ファームウェアアップデートのリリースを予告しました。

パナソニック ファームウェアアップデート

英国パナソニックのプレスリリースを見てみると、今年中のリリースを予定しており…

  • 「S1」「S1R」「S1H」… AF(DFD)性能の向上 AFCを強化
  • 「S1R」… 5K撮影に対応

AF性能強化 特に人物撮影

今回発表された「LUMIX S5」のAFシステムは、像面位相差ではなく、これまで通りコントラストAF(DFDテクノロジー)を採用していますが、AFを強化してきており特に人物 静止画・動画撮影における動体追従性能の向上をアピール。S1シリーズもファームウェアで同等のレベルに向上する事が伺えます。追従性だけでなく、人の目・顔・体の検出能力が上がり、加えて頭部のリアルタイム検出テクノロジーによって(人を)個別に認識し、より正確なフォーカシングを実現しているとのこと。

dpreviewが、すでに「S5」と「S1H (現行ファームウェア)」で顔認識AFC比較テスト動画を公開しており、ざっくり性能向上が確認出来る内容となっています。設定を変えながら比較しており、人によって劇的に向上したとは思わないかもしれませんが、一般的な撮影において向上している事は確認できます。

S1R 5K動画撮影対応へ

「S1R」は5K撮影に対応し高画素センサーを最大限に活用できるとしています。詳細は掲載されていません。

あとプレスリリースの最後に「パナソニックは技術開発を継続し、新製品だけでなく既存製品に対してもファームウェアアップデート経由で適用していく」メッセージも掲載しているので、今後も強化ファームウェアアップデートが期待できそうな感じです。

昨夜はライフでは更新せずにTwitterの方でリアルタイムでツイートしていたのですが、5K対応機種を「S1H」と間違えてツイートしてしまい申し訳ございませんでした。正しくは " S1R " です。