国内ではパナ「LUMIX S9」よりフジ「X-T50」の方が売り出し価格が高くなりそう
国内で両機はまだ予約受付を開始しておらず、パナソニック「LUMIX S9」と富士フイルム「X-T50」の正確な売り出し価格は分かっていませんが、どうやら「LUMIX S9」よりも「X-T50」の方が売り出し価格が高い模様です。
市場推定価格(税込) ※2024年5月25日時点
- LUMIX S9 … 20万8,000円前後
- X-T50 … 24万6,400円前後
上記の価格はデジカメWatchの記事に掲載されている市場推定価格。( S9記事 / X-T50記事 )
両機はコンセプトが異なるし仕様も違うのでどちらを購入するか迷う人は少ないと思いますが、大きな違いはセンサーサイズで「LUMIX S9」はフルサイズ機、「X-T50」はAPS-C機になります。
ちなみに海外の売り出し価格も気になるところ。米国大手B&Hの両機の売り出し価格も調べてみました。
B&Hの売り出し価格
- LUMIX S9 … 1,497ドル
- X-T50 … 1,399ドル
米国B&Hにおける両機の売りがし価格を調べてみると「LUMIX S9」が1,497ドル、「X-T50」が1,399ドルとなっており、「X-T50」の方が約100ドル安価な価格設定になっている事が分かります。日本と米国は逆で興味深い。
ちなみに英国Wex Photo Videoの売り出し価格を調べてみると「LUMIX S9」は1,499ポンド、「X-T50」は1,649ポンドとなっており、日本と同じ様に「X-T50」の方が高額である事が伺えます。
海外でも「X-T50」の価格に対する意見あり
メインチャンネル登録者数が46万人を超えるカメラ系インフルサンサー Jason Vong氏がサブチャンネルで「X-T50」を予約注文した事を伝える動画を公開。その中で海外のネット上で特に「X-T50」の価格を拒絶するコメントが多い事を語っています。
「X-T50」には300ドルを上乗せして「X-T5」を購入した方が良いという意見に対して彼は " それは間違えている " とネット上の意見を否定。300ドルあればレンズが購入できるとコメント。シグマ「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」と「XF50mmF2 R WR」を例に挙げています。※B&Hで「56mm F1.4 DC DN」価格は429ドル /「XF50mmF2 R WR」価格は449ドル
あと海外では「X-T50」が新たに採用した " フィルムシミュレーションダイヤル " も否定的な意見がある模様。これに対してJason氏は実際に自分が使用してみて判断するとのこと。Jason氏は、フィルムシミュレーションダイヤルに関する一連のネガティブな感情は、長年のXユーザーやファンから来ていると推測しています。
「LIMIX S9」の予約受付開始日
国内の「LUMIX S9」予約受付開始日は、2024年5月29日 AM10:00 から。発売は6月20日を予定しています。「X-T50」の予約受付開始日は、まだ決まっていない模様。ちなみにB&Hでは「X-T50」の予約を受け付けており、5月17日出荷と掲載されています。