ホーム > カメラニュース 2012 > ペンタックス Q10 は、Qより若干画質は向上しているがマイナーチェンジレベル

ペンタックス Q10 は、Qより若干画質は向上しているがマイナーチェンジレベル

Photography Blog が、ペンタックス Q10のレビューとサンプル画像を掲載しています。ペンタックス Q10は、新型1200万画素センサーを搭載していて、Qより若干画質は向上しているがマイナーチェンジレベルであると評価しています。

ペンタックス Q10で撮影したサンプル画像
  • ペンタックス Q10は、現在市場で手に入れる事の出来るカメラの中で最小・最軽量のレンズ交換式デジタルカメラのひとつである
  • ボディはペンタックス Qよりわずかに大きいが、マグネシウム合金ボディで他のデジタル一眼レフと同等の造りになっている
  • ノイズは、ISO800あたりから出現する
  • ISO1600~ISO3200で撮影した画像を100%等倍で確認するとノイズをはっきり確認できる
  • ISO6400で撮影した画像をプリントしてみると、モニタで見るより綺麗にプリントできるようだ
  • Jpeg画像は、どちらかというとシャープといいうより、やや柔らかい描画設定 (もちろんカメラの設定でシャープな設定は可能)
  • 手ブレ補正機構が搭載されていて、Onにして撮影した方が画像はシャープに撮れる
  • Jpegファイルのみ可能でHDR機能が搭載されているが、撮影に三脚は必須であろう
  • ペンタックス Qと比べるとQ10の画質は、若干向上している程度でマイナーチェンジな印象である
  • K-rやK-5で培った技術を小さなボディに圧縮した洗練されたカメラで、上位機種の受け皿的な存在でもある
  • 新型1200万画素センサーを採用しているものの、APS-Cセンサーを搭載したデジタル一眼レフの画質には及ばず、コンパクトデジタルカメラのラインに感じる
  • やはりISO高感度耐性の差がデジタル一眼レフとの決定的に違うので、今後のモデルは画質の機能の改善に期待したい
  • コンデジとして見れば充分な画質ではあるが、1インチセンサーを搭載したNikon 1 シリーズや、ソニー サイバーショット RX100と比べると差を感じてしまう
  • レンズとボディを組み合わせると決して安価ではないシステムである

まあペンタックス Qシリーズは、何を求めるかで価値が変わってくるカメラですから、一般的なカメラレビューだとちょっと不利なカメラかもしれませんよね。

センサーサイズも1/2.3型で1インチセンサーではないですから、ソニー RX100やNikon 1シリーズと比べるとISO高感度耐性は落ちてしまうのも仕方ないところ…^^; レンズ交換式だけに安易にセンサーサイズを大きくするのも出来ないと思いますから、やはりペンタックス Q10はスタイルを楽しむというか、生活を楽しむカメラなのかもしれません♪

ペンタックス Qシリーズは実物を見ると出来が良くて、良い意味で大人のおもちゃ的な感覚で所有する喜び、撮る喜びがある趣向性の高いカメラかと。