リコーが、フルサイズ機を製品化するかどうか2015年にはっきりさせるとコメント
デジカメWatchが、雑誌デジタルカメラマガジンに掲載されているリコーイメージング開発陣 インタビュー記事「8メーカー直撃! 2015年はどうなる? 168の質問」を再編集して掲載しています。その中でレンズ交換式のフルサイズカメラに関して、開発は継続中で、製品化するかどうかのジャッジは来年ぐらいにははっきりさせたいとコメントしています。
レンズ交換式のフルサイズカメラの開発が進んでいると聞きますが、発表の予定は来年(2015年)中でしょうか?
" 現時点で具体的なお話はできませんが、開発は従来通り続けています。製品化するかどうかのジャッジは来年ぐらいにははっきりさせたいと考えています。「開発中」ということは近い将来に出てくる可能性があると考えてもらっていい。仮定の話ですが、もしやるとすればKマウントは大切にしていきたいし、レンズはきちんと揃えます。"
コメントを見る限り2015年中にレンズ交換式フルサイズ機がが発表される可能性が高そうな印象です。" 製品化するかどうかはっきりさせたい " とコメントしながらも " 「開発中」ということは近い将来に出てくる可能性があると考えてもらっていい " とかなり肯定的な表現をしています。
新型カメラ&レンズに関してコメントしている箇所をピックアップしてみると…
- ミラーレス機 … 非常に高い市場性を感じるが、リコーがやるかどうかは別で、まだまだ研究中のレベル
- ズームレンズ採用GR … 要望があるのは事実だが、GRのコンセプトを考える必要があり、現時点で具体的な予定はない
- PENTAX Q マクロレンズ … 継続して検討しているが、AF高速化などいくつか技術的なハードルが残っている
- Kシリーズ&645シリーズ レンズ … 開発を優先するレンズを検討しているところで、具体的な予定を申し上げる段階でない
…となっています。
2015年1月にCES、2月CP+が開催されるので、早ければこのイベントあたりで何かしら動きがあるかもしれません。新型カメラ&レンズの発表や開発発表があると良いですね。