リコー GR III 正式発表 ストリートスナップ決定版
リコーイメージングが「RICOH GR III」を正式発表しました。GRの基本コンセプトを継承しながらも各機能が強化され、シリーズ最高性能の「GR」に仕上げたとリコー自ら自負するスナップシューティング・ハイエンドコンパクトデジタルカメラに仕上がっている模様。
新開発レンズ「GR LENS18.3mm F2.8」を搭載し、どのような写り(個性)を実現しているのか注目しているGRistさんは多いのではないでしょうか。ディストーションや色収差を極限に近いレベルまで抑制、逆光撮影時のゴーストやフレアの発生も低減、歴代のGRレンズを凌ぐ高いシャープネスを実現したとプレスリリースに掲載されていて期待が高まります。
今回はペンタックス譲りの機能「手ぶれ補正機構SR(シェイクリダクション)」「ローパスセレクター」「アクセラレーターユニット」などを搭載したところもキーポイントではないでしょうか。加えて2400万画素APS-Cセンサーを搭載していながらボディサイズは " GR DIGITAL IV " と同等サイズを実現し究極のストリートスナップカメラとして携帯性を高めてきています。
AFは、像面位相差AFとコントラストAFによるハイブリッドAFを採用し、実際の撮影フィールが気になるところ。描画エンジンは「GR ENGINE 6」を搭載し最高ISO感度 ISO102400のを実現し、RAW14bitに対応しているので、Jpeg撮って出しで楽しむだけでなく、RAW現像で自分の世界を表現する事が可能になっている模様。
個人的にリコー GRは " ストリートスナップ " のイメージが強く、今回の発表を機に初めて " GR " の購入を考えているユーザーさんも多いのではないでしょうか。自分もまだ触った事がないので想像になってしまいますが、今回の " GR III " は刷新という言葉が似合うくらい強化されたGRシリーズだと思うし、タッチパネルやUSB充電などにも対応しているので、幅広いユーザーにも受けれられる要素がこれまでのGRよりもあるような気もします。
現時点でサンプル画像が10枚公開されていて、発売時期は2019年3月下旬、売り出し価格はリコーオンラインストアで121,500円(税込)となっています。