シグマが、キヤノン EOS 5D Mark IV ユーザーに注意喚起
シグマが、シグマレンズとキヤノン EOS 5D Mark IVとの組み合わせで、いくつかの機能に制限がかかる事を発表しました。
- MO(Manual Override:マニュアルオーバーライド)機能が搭載されたレンズにおいて、その機能はご使用いただけません。(通常のフルタイムマニュアルフォーカスは可能です。)
- 当社製品でカメラ本体の「レンズ光学補正」機能の「周辺光量補正」「色収差補正」「回折補正」および、「歪曲収差補正」はお使いになれません。撮影の際は、これらの補正機能を「しない」に設定してご使用ください。
- 補正を「する」にしてお使いいただくと正常な撮影画像にならない場合がございます。
- EOS 5D Mark IV以外のカメラボディでも「レンズ光学補正」機能はお使いになれませんのでご注意ください。
キヤノン EOS Mark IV とサードパーティ製レンズとの組み合わせで影響が出るのはシグマだけでなく、タムロンもすでに告知済みで…
- カメラメニューの「レンズ光学補正」機能をすべてOFFにしてご使用いただくようお願い申し上げます。
- SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)との組み合わせにおいて、レンズ装着後、最初にカメラの電源スイッチをONにすると、カメラの起動に数秒間かかる現象が発生いたします。
タムロンは調査中で調査が終わり次第報告する予定です。シグマの方も何かしら調査・対応をする思いますが、今回のプレスリリースでは注意喚起にとどまった表現となっています。