シグマ 135mm F1.8 は、美しいボケ味ながらもウルトラ・シャープな中望遠レンズ
ePHOTOzineが、シグマ 135mm F1.8 DG HSM | Art レビューとサンプル画像を掲載しました。レンズ自体の造りは良く、優れたハンドリングで美しいボケ味ながらもウルトラ・シャープな画像を実現した中望遠レンズであると評価しています。
135mm F1.8 DG HSM | Artの長所は…
- 素晴らしいシャープ
- 実質的に色収差(CA)は無いと言って良い
- フレア無し
- 美しいボケ味
- 最短撮影距離
- 歪曲は低いレベルに制御されている
- レンズの自体の造りが良い
- 防塵防滴仕様
- F1.8と明るいレンズであるところ
135mm F1.8 DG HSM | Artの短所は…
- 重い
- レンズ内手ぶれ補正機構が搭載されていない
4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。美しいボケ味ながらもウルトラ・シャープな中望遠レンズに仕上がっていると選出理由を挙げています。
シャープネスとボケ味以外にも優れたハンドリングも実現し、価格はそれ相応の価格設定(希望小売価格 175,000円+税)で、ポートレート撮影において135mmという少し長い焦点距離の思考を語りながら、本当に素晴らしいパフォーマンスを実現し、シグマは間違いなく勝者であると結論付けています。
MTFチャートが掲載されていて…
- 中央部 … シャープネスはF1.8~F8まで素晴らしく、F11~F18でも非常に良好
- 周辺部 … 信じられないほど中央部に近い値でカリカリ画像を実現している
MTFチャート自体を見てみても中央部と周辺部で大きな差がない事が確認できます。色収差(CA)チャートも掲載されていて、中央部・周辺部ともに色収差はほとんど存在せず、画像編集ソフトで補正を掛ける必要はないと判断しています。カラーフリンジの兆候もなく、この点においてトータル的にクリーンな画像を実現しているとのこと。
歪曲は糸巻型歪曲 +0.47%が存在するものの補正を掛ける必要は無く、ほとんどの被写体、建築写真でも歪曲に気が付く事はまずないだろうと判断しています。